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キュウリ果実エキス(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

キュウリの果実から得られる抽出物(植物エキス)です。

キュウリ果実エキスは皮膚柔軟化、保湿作用、収れん作用、色素沈着抑制作用および日焼け後の炎症緩和作用などがあり、皮膚コンディショニングのためにスキンケア製品やシャンプー製品などに幅広く使用されています。

 

キュウリ果実エキスの特徴

キュウリ(学名:Cucumis sativus 英名:Cucumber)の果実から得られる抽出物(植物エキス)です。

ご存じの通りキュウリは代表的な夏野菜であり、体の熱を除き暑気あたりの食欲不振を癒やす効果から生食のほか、漬物、酢の物、和え物など涼し気な料理に利用されています。

民間療法としてあせもにキュウリのおろし汁をつけて治療するなどの歴史もあります。

キュウリ果実エキスは皮膚柔軟化、保湿作用、収れん作用、色素沈着抑制作用および日焼け後の炎症緩和作用などがあり、皮膚コンディショニングのためにスキンケア製品やシャンプー製品などに幅広く使用されています。

キュウリ果実エキスは、タンパク質、アミノ酸、ミネラル、糖分が豊富なため、肌の保湿(経皮水分蒸散の抑制)に役立ちます。

その他、チロシナーゼ酵素活性の抑制により肌を明るくする作用や、フェノール化合物による抗酸化作用、ヒアルロニダーゼやエラスターゼ阻害による肌の再構築作用も報告されており、ドライスキンケア、肌の艶ケア、アンチエイジングケアなどの効果も期待できます。

 

医薬部外品表示名:キューカンバーエキス

分類: 皮膚コンディショニング剤、エモリエント剤

英:Cucumis Sativus (Cucumber) Fruit Extract

 

キュウリ果実エキスの安全性

医薬部外品原料規格2021に収載されており、化粧品などへの20年以上の使用実績があり、皮膚刺激性:ほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし、光毒性(光刺激性):ほとんどなしとされていて、

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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