最近、密かに固形シャンプーが人気アイテムの中に出てきています。
静かに盛り上がりつつある固形シャンプーの火付け役が、NZのメーカーが製造販売するシャンプー&コンディショナーバー「ethique(エティーク)」です。
この、固形シャンプーエティークってどんなコンセプトのシャンプーなのでしょう。
プラゴミを減らすSDGsの面から話題に
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
SDGsの活動には「貧困を無くす」「飢餓を0に」などという17の目標を掲げており、その中の「海の豊かさを守る」という目標を達成するために海にあるプラスティックゴミを減らすという活動も行っています。
そうなると気になるのがシャンプーボトル
シャンプーを使い終わった後のシャンプーボトル、詰め替え用を使っている人も大勢いますが、ずっと使い続けているわけにも行きませんし、詰め替え用のパックもそもそもプラです。
そこで、固形のシャンプーバー1個で液体シャンプー(350mL)3本分、コンディショナーバー1個で液体コンディショナー(同)約5本分のプラボトルが削減できちゃうということで、
環境に優しい固形シャンプーに注目が集まりつつあるというわけです。
使い終わった後も自然環境に優しいシャンプー
エティークシャンプーは単にプラゴミをなくすためにプラスティック容器を使っていないだけでなく、成分にも分解性の優れた成分を使っていて、排水に流しても容易に分解して自然環境に負荷をかけないように配慮されています。
そのほかにも人体に有害である成分は極力排除した作りになっています。
世界にある社会問題にも配慮した成分を使用している
世界の開発途上国では、植物性とは言え小さな子供に労働をさせ、収穫している材料を使って生産されている材料が多くあります。
これらの子供達は過酷な環境で労働に従事させられているほか、教育の機会を得られないことから、高収益を得るような仕事に従事できず、貧困のまま生活を送らざるを得なくなっています。
このような社会的な矛盾を解決するためにエティークは児童労働が問題になっている原料を使用していません。
例えばアブラヤシから生産されるパーム油は、生産効率性が高く、現在世界で最も多く消費されている植物油脂ですが、パーム油はプランテーション拡大のために人為的に野焼きを行う事がよくあり、森林減少や森林の燃焼による二酸化炭素の増加にくわえて児童労働の温床になっていることからエティークではパーム油を使用せずヤシ油などを代わりに使用しています。
動物由来の原料を排除している
動物といえども地球上に生存している生きものです。ですから動物を犠牲にして作られるような原料も使用しないようにしているのがエティークシャンプーです。
ですから動物実験は行っておらず、動物実験を行っているような成分も不使用、動物由来の成分も極力排除しています。
(一般によく使われるミツロウ(動物由来の製品)を使用せずキャンデリラロウという植物由来のビーガン用のロウを使用するなど)
まとめ
エティークシャンプーは単にプラゴミをなくすためにプラボトルではなく固形という形をとっているだけではなく
使用後もすぐに分解して自然環境へのインパクトの少ない原料やそのほかにも児童労働や環境破壊に繋がる原料、動物を犠牲にして生産されるような原料を使用しないというポリシーを貫いているシャンプーでもあります。
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