エチルヘキシルグリセリンは、グリセリンの一種で保湿作用があります。また抗菌作用があることから防腐剤を減らす目的でも使用されます。
エチルヘキシルグリセリンの特徴
使用される目的は
・角質層の柔軟化および水分量増加による保湿作用
グリセリンと同様に吸湿性・保湿性を有しています。
・抗菌・防腐作用
抗菌作用がある成分で防腐剤の使用を軽減する目的でも使用されます。
・腋臭菌増殖抑制による消臭作用
シャンプーの成分としては関係ありませんが腋臭菌の増殖機能があることが知られており、消臭剤に使われることもあります。
以前はオクトキシグリセリンと呼ばれていた成分で、湿潤性と保湿性に優れることから、洗顔料、化粧水、乳液、保湿液、美容液、クリームなどのスキンケア製品や基礎化粧品などでも幅広く用いられています。
分類:消臭剤、皮膚コンディショニング剤
英:Ethylhexylglycerin
エチルヘキシルグリセリンの安全性
10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません。
シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。
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