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スフィンゴ糖脂質(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

スフィンゴ糖脂質は、ダメージを受けて失ったキューティクル結合脂質を補うことにより、キューティクルがなめらかになり、また、毛髪内部の強度が改善するこを目的に配合されます。

 

スフィンゴ糖脂質の特徴

スフィンゴ糖脂質は、スフィンゴシンと脂肪酸が結合したセラミドと呼ばれる脂質に、グルコースやガラクトースなどの単糖、あるいは糖鎖が結合した複合糖質です。

化粧品として使用される場合は主に、皮膚のバリア機能を修復する効果を期待して配合されますが、

シャンプーなどヘアケア製品に配合される場合は、ダメージを受けて失ったキューティクル結合脂質を補うことにより、キューティクルがなめらかになり、また、毛髪内部の強度が改善するこを目的に配合されます。

また、育毛剤に、頭皮の保湿作用や紫外線を防ぐバリア作用で頭皮が硬くなるのを防ぐために配合されます。

毛髪の内部の構造

 

分類: 皮膚コンディショニング剤

英:Glycosphingolipids

 

スフィンゴ糖脂質の安全性

化粧品などへの10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性はほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどなしとされ

シャンプーなどへの配合量や通常の使用下において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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