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シア脂(シャンプー成分事典)

シアバター シャンプー成分事典

 

シア脂は、シアーバターの木の種子から得られる植物油脂で、人の皮膚が自然に生成する皮脂と非常に相性の良い飽和脂肪酸のオレイン酸が含まれているので、頭皮や髪になじみやすい特徴を持っています。

低粘度でなめらかでしっとりした感触を示し、浸透性に優れ、高い保湿性を有しているという特徴があり、ヘアケア製品の基剤などに使用されています。

シャンプーなどに配合される場合は、頭皮や毛髪の保護、水分量増加による頭皮へのエモリエント作用を目的に配合されます。

 

シア脂の特徴

シアーバターの木(Shea)の種子から得られる植物油脂です。

シアバターノキの種子は鶏卵ほどの大きさでシアナッツと呼ばれ、種子中の総脂質量は34-57%、種子の中の胚を加工してシア脂(シアバター)になります。

シアバター

人の皮膚が自然に生成する皮脂と非常に相性の良い飽和脂肪酸のオレイン酸が含まれていので、頭皮や髪になじみやすい特徴を持っています。

古くから白髪、脱毛予防などの目的で使用されることもありました。

常温で固形、未精製のものは約36.5度Cで溶解するので肌に塗ると体温で溶けて浸透するため、植物性油脂であっても「オイル」ではなく「バター」と称されます。

 

シャンプーなどに配合される場合は

・頭皮や毛髪の保護、水分量増加による頭皮へのエモリエント作用

シア脂にはオレイン酸とステアリン酸を多量に含むことから、低粘度でなめらかでしっとりした感触を示し、浸透性に優れ、また長鎖脂肪酸やフィトステロールが含まれていることから高い保湿性を有しているという特徴があり、ヘアケア製品の基剤などに使用されています。

 

分類:皮膚コンディショニング剤、閉塞剤、非水系増粘剤

英:Butyrospermum Parkii (Shea) Butter

 

シア脂の安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません。

シア脂は天然の植物油脂であるために安全性が高いとされており、ヘアケア製品などへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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