ヒアルロン酸Naは、皮膚の中にも存在する成分で、シャンプーなどへ配合される場合は髪や頭皮などの水分保持(保湿作用)を期待して配合されていると考えられます。
ヒアルロン酸Naの特徴
ヒアルロン酸のナトリウム塩です。
ヒアルロン酸Naは、水によく溶け、高い水分保持機能と粘性を持っていて、吸湿性についても相対的に湿度変化の影響を受けにくい成分です。
皮膚には一般的にはヒアルロン酸という形で存在しますが、生理条件などによってナトリウム塩の形で存在しますが、皮膚における働きなどにおいてはヒアルロン酸との差異は発見されていません。(ほぼ同じ働き?)
ヒアルロン酸は皮膚の中に存在し、皮膚を支える骨格のような働きをしています。
シャンプーなどに配合される場合は、頭皮などの水分保持(保湿作用)を期待して配合されていると考えられます。
また、ヒアルロン酸Naを含む複合原料が各種開発されており、複合保湿剤として、他の成分とセットで配合されている場合も多くなっています。
分類:皮膚コンディショニング剤
英:Sodium Hyaluronate
ヒアルロン酸Naの安全性
皮膚の中にも存在する成分で、30年以上の使用実績があり、皮膚刺激性やアレルギー性もほとんどありません。
シャンプーなどへの配合量や通常の使用において安全性に問題の無い成分であると考えられます。