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カプリル酸グリセリル(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

カプリル酸グリセリルは、抗菌性があり、防腐剤の補助として使用されるほか、皮膚軟化作用と保湿作用があり、皮膚への油分補給や乳化剤としても広く使用されています。

 

カプリル酸グリセリルの特徴

カプリル酸グリセリルは、防腐剤の補助として各種化粧品に使用されているほか、食品にも使用されている成分です。

弱酸性から中性領域(pH4.0-7.0)において細菌に強い抗菌性を、真菌(カビ)に中程度の抗菌活性をもつ親油性の防腐剤です。

防腐剤の配合量を低減する目的で油性製品や乳化系製品を中心に使用されています。

 

ヤシやパームを由来とすることから、天然・オーガニック系をうたっている製品に使用されル場合も多くなっています。

 

皮膚軟化作用と保湿作用があり、皮膚への油分補給や乳化剤としても広く使用されています。

肌への刺激が少なく、皮膚の乾燥を防ぎ、しっとりと柔軟性のある皮膚に保ちます。

酸化しにくい油脂であることから化粧品だけでなく医薬品などにも使われています。

 

分類:エモリエント剤、乳化剤

英:Glyceryl Caprylate

 

カプリル酸グリセリルの安全性

20年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどなしとされています。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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