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コハク酸(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

コハク酸は貝類などを始め動植物界に広く分布している有機酸で、シャンプーや化粧品に配合される場合はpH調整、収れん作用を目的に使用されます。

 

コハク酸の特徴

コハク酸は動植物界に広く分布している有機酸です。アーモンドの種子、コハクなどに含まれます。シャンプーや化粧品などの原料として使用するものは工業的に合成され作られます。

シャンプーや化粧品に配合される場合は

・pH調整

・収れん作用

を目的に使用されます。

pH調整

他の成分の影響などでアルカリ性が強い場合、コハク酸を加えることでpHを酸性側に戻します。

収れん作用

コハク酸は酸性および親水性であり、酸性に寄せることで化学的にタンパク質収縮・凝固作用を起こすことができるため、収れん性化粧水などに使用されます。

毛穴を引き締める効果も有ります。

 

分類:香料、pH調整剤

英:Succinic Acid

 

コハク酸の安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどなく

シャンプーや化粧品への配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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