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クオタニウム-33(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

クオタニウム-33はシャンプーなどの際に帯電した毛髪の静電気を除去して滑りを良くするとともに、ダメージを受けた毛髪の柔軟性を向上させ、乾燥後の毛髪のパサつきを抑えて柔軟でまとまりのある髪に仕上げる効果も期待できます。

 

クオタニウム-33の特徴

シャンプーなどに配合される場合は、

・帯電防止効果

・柔軟性付与によるヘアコンディショニング効果

を目的に配合されます。

パーマやブリーチ、紫外線などによってダメージを受けた毛髪やシャンプーをすすいだ毛髪は負(-:マイナス)に帯電し、キューティクルが開いた状態になっています。

ここに、正(+:プラス)の電荷をもつクオタニウム-33を負に帯電した毛髪に吸着させ、キューティクル表面に溜まった負(-:マイナス)の電荷を中和することでキューティクル同士の静電反発を低減(静電気の発生を抑制する)し、きしみやキューティクルの摩擦を押さえ、シャンプー後の毛髪の滑りを良くし、もつれやからみを防止します。

また、クオタニウム-33は、ダメージを受けた毛髪の柔軟性を向上させ、乾燥後の毛髪のパサつきを抑えて柔軟でまとまりのある髪に仕上げる効果も期待できます。

 

医薬部外品表示名:エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム液

分類:帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤

英:Quaternium-33

 

クオタニウム-33の安全性

医薬部外品の成分にも指定されており、20年以上の使用実績があり、シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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