オニサルビア油(シャンプー成分事典）

オニサルビア油は、アロマとして使われており、消化器の働きを良くし、筋肉の収縮を鎮める働きや、精神をリラックスさせる効果、自律神経のバランスを整え心の安定をもたらす効果などがあります。

収れん作用と皮脂抑制作用があるので、頭皮がべたつきがちな人のヘアケアに効果がありますが、シャンプーなどに使用される場合は主としてリラックス効果などを期待した香料として使用される場合が多いと思います。

オニサルビア油の特徴

オニサルビア油は、南欧に自生するクラリセージの花や葉を原料に水蒸気蒸留法で得られる精油で、アロマテラピーに使用されています。

アロマとしては「クラリセージ」という名前の方がポピュラーかもしれません。

オニサルビア油には、次のような効果や役割があります。

・収れん作用と皮脂抑制作用があるため、頭皮がべたつきがちな人のヘアケアに効果があるほか脂性肌やニキビ肌の改善にも効果があります。

・皮膚再生作用があり、ニキビ跡を薄くしたり、メラニン色素を除去する効果が期待できることから頭皮の活性化にも期待が持てます。

・消化器の働きを良くし、筋肉の収縮を鎮める働きや、精神をリラックスさせる効果があります。

・女性ホルモンと心の均衡を保つ女性のためのハーブとも呼ばれ、脳内ホルモンのオキシトシンの分泌を促し、自律神経のバランスを整え心の安定をもたらします。

分類：香料

英：Salvia Sclarea (Clary) Oil

安全性について特に問題になるような報告はありませんが、アロマとしての効果が高く、リラックス効果により集中力が途切れる、あるいは女性ホルモンの分泌に影響がある可能性があります。