ウイキョウ果実油(シャンプー成分事典）

ウイキョウ果実油は、地中海沿岸が原産のセリ科の植物（ハーブ）の果実から抽出された植物油でマイルドな甘草のような風味と甘くスパイシーな香りがする香料です。

紫外線による老化の抑制作用。抗菌作用、皮膚細胞の活性効果、抗酸化作用（エイジングケア）や抗炎症作用、血行促進作用、創傷治癒促進作用があり、育毛シャンプーや育毛剤に配合されることがあります。

ウイキョウ果実油の特徴

ウイキョウ果実油は、英語名フェンネルという地中海沿岸が原産のセリ科の植物（ハーブ）の果実から抽出された植物油でマイルドな甘草のような風味と甘くスパイシーな香りがします。

日本には平安時代に渡来し、ウイキョウと呼ばれており、古くからスパイスハーブとして、薬用、化粧品などに用いられています。

紫外線による老化の抑制作用。抗菌作用、皮膚細胞の活性効果、抗酸化作用（エイジングケア）や抗炎症作用、血行促進作用、創傷治癒促進作用があります。

健胃作用があることから、漢方薬や胃腸薬によく配合されているほか料理の薬味に使用されることもあります。

育毛シャンプーや育毛剤に血行促進、消炎、紫外線抑制を目的に配合されることがあります。

オイリーなお肌や毛穴の詰まりを洗浄するために使われることもあります。

分類：香料、防腐剤

英：Foeniculum Vulgare (Fennel) Oil

シャンプーなどに配合されている量などからすると問題は無いと考えられますが、強力なエキスなので刺激を感じることがあるかもしれません。

日本人には少ないとされますが、セリ科の植物にアレルギーがある場合は、反応を起こす可能性があることや、生理を促す通経作用があることから、妊娠中に使用するのは注意が必要かもしれません。