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無水クエン酸(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

シャンプーなどに使用される場合は、pH調整・pH緩衝、収れん作用などの目的で使用されます。

 

無水クエン酸の特徴

無水クエン酸はクエン酸を乾燥させたものです。

クエン酸(結晶)は水が結合している状態で固化することがありますが、無水クエン酸は水分をほとんど含まないので、バスボムを作る場合でも混ぜるときの反応が起きにくくなります。

シャンプーなどに使用される場合は

・pH調整・pH緩衝

・収れん作用

などの目的で使用されます。

 

人間の皮膚は弱酸性に保たれており、また製品のpHが変動してしまうと本来の働きが得られなくなる場合もあります。

クエン酸は弱酸性を示す有機酸であることから、製品自体のpH調整や製品に各種原料を配合する際に中和するpH調整剤として使用されています。

また、クエン酸は弱酸性を示し、製品を酸性に寄せることで化学的に穏やかな収れん作用を発揮させるために使用されます。

収れん作用:肌や頭皮を引き締める作用

 

分類:pH調整剤

英:Anhydrous Citric Acid

 

無水クエン酸の安全性

化粧品などへの40年以上の使用実績があり、食品などにも含まれるごく一般的な成分であることから、シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

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