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塩化ナトリウム(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

塩化ナトリウム(塩化Na)がシャンプーなどへ配合される場合、親水性増粘、などの目的で配合されます。

 

塩化ナトリウムの特徴

塩化ナトリウムは、塩のことになります。

塩化ナトリウム(塩化Na)がシャンプーなどへ配合される場合

・親水性増粘

などの目的で配合されます。

塩化ナトリウムは電解質無機塩であり、一定量までは添加量に比例して増粘することから、粘度を調整する目的でシャンプーなどに配合される場合があります。

 

その他化粧品などに配合される場合は

・研磨・スクラブ

単独で塩もみなどで使われる事もあり、硬い結晶構造が他のスクラブ剤よりも刺激が強く、物理的に古い角質を除去する効果に優れることから、塩スクラブ剤としてボディスクラブ製品などに使用されています。

・保温効果

食塩泉や温めた海水に入浴した後にかなり長い間からだの芯からの温もりが続き、保温効果が大きいことが経験的に知られています。

皮膚表面に存在する皮脂やタンパク質などが浴水中の電解質イオンと反応して「錯塩(さくえん)」をつくり、錯塩が皮膚表面に被膜となって覆うことで皮膚表面からの水蒸気の蒸発が妨げられ、体内部からの体温の放散が抑えられるといったものであることが明らかにされています。

 

分類:香味剤、口腔ケア剤、親水性増粘剤

英:sodium chloride

 

塩化ナトリウムの安全性

いわゆる塩のことで有り、化粧品などへの30年以上の使用実績があり、シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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