クエン酸(シャンプー成分事典)

 

クエン酸がシャンプーなどに配合される場合はPH調整、頭皮や毛髪の引き締めを狙った収れん作用を期待して配合されます。

また、アルカリ性の石けんシャンプーを使った際に、髪や頭皮のアルカリ性を中和させるためにクエン酸(酸性)が入ったリンスが使われることがあります。

 

クエン酸の特徴

クエン酸と言えばミカンや梅干しなどに大量に含まれている成分でおなじみだと思います。

シャンプーなどに配合される場合は

・PH調整

・収れん作用

などを目的として配合され

スキンケア化粧品、洗顔料・洗顔石鹸、ボディ&フットケア製品、洗浄製品、ピーリング化粧品、メイクアップ化粧品などにも使用されています。

 

シャンプーや化粧品などには、pHが変動してしまうと効果を発揮しなくなる成分や品質の安定性が保てなくなる成分などが含まれており、成分が様々な物質に触れたり、人の頭皮など(通常弱酸性)に触れても品質を保つ(pHを保つ)ために、緩衝剤としてクエン酸(酸性)とクエン酸Na(塩基性)が使用されています。

 

また、クエン酸は酸性であり、酸性に寄せることで化学的に収れん作用を起こすために配合されることがあります。

 

石けんシャンプーを使う場合、石けんシャンプーは、強いアルカリ性を有し、髪のキューティクルが逆立ってしまうことから、酸性の成分(クエン酸など)の入っているリンスで中和する必要があります。

 

クエン酸の安全性

クエン酸は食品にも含まれている成分で、シャンプーなどに配合される場合でも頭皮などに負担のかかる濃度での使用は考えられませんが、皮膚炎やバリア機能の低下した頭皮や皮膚を有する場合、濃度やpHによってはスティンギング(ピリピリ・ヒリヒリといった一過性の刺激感)が起こる可能性も考えられます。

・10年以上の使用実績
・皮膚刺激性:ほとんどなし
・スティンギング:5%濃度以上かつpH5以下において可能性あり
・皮膚刺激性(皮膚炎を有する場合):ほとんどなし
・眼刺激性:10%濃度で最小限、30%濃度で軽度-中程度
・皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし
・皮膚感作性(慢性蕁麻疹を有する場合):ほとんどなし-わずか

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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