ジオレイン酸ポリグリセリル-10は、ノニオン(非イオン)界面活性剤で、乳化剤や洗浄剤として使用されます。
ジオレイン酸ポリグリセリル-10の特徴
ジオレイン酸ポリグリセリル-10は、ノニオン(非イオン)界面活性剤で、乳化剤や洗浄剤として使用されます。
オレイン酸とポリグリセリン-10のジエステルです。
PEG(ポリエチレングリコール)を使用しない製品の乳化剤、分散剤、可溶化剤として使用されます。
注:PEGは新型コロナのワクチンの副反応の原因物質として問題になったことでご存じの方もいるかと思いますが、PEGは化粧品などに幅広く使用されています。
ノニオン(非イオン)界面活性剤は肌への刺激が比較的弱く、低刺激の化粧品のクレンジング剤として使用されることがあります。
親水性乳化剤として、クレンジング製品、スキンケア製品、日焼け止め製品、マスク製品、洗顔料、ボディケア製品などにも使用されています。
分類:エモリエント剤、乳化剤、クレンジング剤
英:Polyglyceryl-10 Dioleate
ジオレイン酸ポリグリセリル-10の安全性
医薬部外品原料規格2021に収載されており、20年以上の使用実績があり、皮膚刺激性、眼刺激性、皮膚感作性もほとんどなしとされています
化粧品への配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。
EWG:Environment Working Group(米国の非営利環境団体)のデータによれば、アレルギーや毒性は低いとされています。