ステアリルアルコール(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

パーム油から作られる高級アルコールの一種です。アルコールと表示されていますが、一緒にエチルアルコールが配合されていなければ、アルコールフリー製品に分類されます。

乳化補助、感触改良などの目的でコンディショナーや、洗浄製品、ヘアケア製品、メイクアップ化粧品、スキンケア化粧品、ボディ&ハンドケア製品などに幅広く使用されています。

 

ステアリルアルコールの特徴

パーム油から作られる高級アルコール(脂肪族アルコール)の一種です。

白色顆粒状で水には溶けず、潤滑油、樹脂、香水、化粧品等に広く用いられほか、様々な種類の軟膏の保水剤、乳化剤、増粘安定剤等にも用いられ、シャンプーやリンスの成分としても使用されます。

働きとしては

・乳化補助
・感触改良

などがあり、洗浄製品、ヘアケア製品、メイクアップ化粧品、スキンケア化粧品、ボディ&ハンドケア製品などに幅広く使用されています

乳化補助

乳化安定助剤として働くため、乳化物の乳化を安定化する目的で特にクリームや乳液に使用されます。

感触改良

ステアリルアルコールは、適度にエモリエント性があり、皮膚に滑らかさと肌ざわりの良い感触を付与するため、古くからクリームや乳液に使用されています。

注:エモリエントとは、皮膚からの水分蒸散を抑えてうるおいを保ち、皮膚を柔らかくすることをいいます。

 

感触改良材のセタノールと類似していますが、セタノールより乳化物の質感を若干硬めにできる傾向があるため、粘稠度を高める目的で用いられます。

また、ある種の成分と併用することで毛髪への吸着がよくなり、適度な光沢と滑らかさを付与します。

 

トリートメント、 コンディショナー、化粧水、 乳液 、クリーム、ファンデーション、アウトバスヘアケア等に使用

乳化安定補助剤、乳化剤、クリームリンス用添加剤、稠度付与剤などの化粧品、香料、起泡剤、親水性増粘剤、非水系増粘剤

 

ステアリルアルコールの安全性

・10年以上の使用実績
・皮膚刺激性:ほとんどなし-軽度
・眼刺激性:ほとんどなし-最小限
・皮膚感作性:ほとんどなし
・アクネ菌増殖性:ほとんどなし

シャンプーなどへの配合量や通常の使用下において、一般的には安全性に問題のない成分であると考えられますが、皮膚炎または皮膚乾燥などの症状を有している場合は、まれにアレルギー型接触皮膚炎が報告されているため、注意が必要です。

 

ステアリルアルコールは広い意味ではアルコールに分類されますが、同じアルコール(類)でもエチルアルコール(エタノール)とは異なる成分で、この成分が配合されていてもエタノールが配合されていなければアルコールフリー(無配合)と表示されます。

 

 

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