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デキストリン(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

デキストリンは、デンプンを部分加水分解して得られる成分です。

シャンプーなどに使用されている場合は、粘着性による感触改良、吸着性・密着性を高める目的のために使用されていると考えられます。

化粧品やシャンプー以外にもダイエット食品や、薬を固めたりするために広く使用されています。

 

デキストリンの特徴

デキストリンは、デンプンを部分加水分解して得られる成分です。

デキストリンがシャンプーや化粧品に配合される場合は

・親水性増粘:粘度調整や粘度あるいは製品の乳化安定性を保つ
・粘着性による感触改良:吸着性・密着性を高める目的やコクのある感触をだす。
・結合:粉が周囲に飛び散るのを防ぐ目的で主にパウダー系メイクアップ製品などに用いられます。
・賦形:有効成分だけでは分量が少なくそのままだと容量や重量が足りない場合に分量を増やす増量剤として用いられます。

を目的に配合されます。

デキストリンは化粧品以外にも食品や医薬品にも使用されています。

・食品に粘りを付与したり均一な液をつくるのに適した性質をもつことから増粘や分散目的で使用される。

・医薬品としては吸着、結合、粘着、粘稠、賦形、分散、崩壊目的の医薬品添加剤として経口剤、外用剤、歯科外用および口中用剤などに用いられています。

 

分類:吸着剤、結合剤、増量剤、親水性増粘剤

英:Dextrin

 

デキストリンの安全性

デキストリンは、医薬品にも使用されている成分であり、化粧品などへの40年以上の使用実績があること、また。皮膚刺激性:ほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなしとされており

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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