アミノ酸シャンプーはなぜコンディショナーがいらないのでしょうか

 

サロンシャンプーなどとも言われる、アミノ酸シャンプー、普段から使っている人ならご存知のとおり、アミノ酸シャンプーにはコンディショナーやリンスは必要ではありません

ところが通常の市販の「高級アルコール系」のシャンプーには必ず、セットでコンディショナーやリンスがついてきます。

シャンプーしただけだとどうしても、シャンプーした後の髪はぱさついていたり、キシキシしていますから髪を保護するためのリンスやコンディショナーなどは必須の物と考えている人は多いと思います。

ではなぜ、アミノ酸系のシャンプーは髪を洗った後、コンディショナーなどで髪をケアする必要が無いのでしょう。

 

アミノ酸シャンプー

 

アミノ酸シャンプーは皮脂を過度に洗い流さない

アミノ酸シャンプーは、洗った後でも髪や頭皮にある皮脂を洗い流しすぎないよう、適度に皮脂を残すために、洗浄力を大幅に落としたシャンプー剤です。

ていうか、ぶっちゃけ、美容室の美容師さんが毎日何人も、高級アルコール系の洗浄力の強いシャンプーを使用して、お客さんの髪を洗っていると、手荒れが酷いために、何とかしてくれという事で作られたんじゃないかという気もします。

 

サロンでシャンプーをしている人

いずれにしろ、アミノ酸シャンプーは洗浄力が抑えられているので、髪や頭皮の表面の汚れた皮脂を洗い流しますが、洗った後でも、髪や頭皮には皮脂が残されていて、髪がキシキシになったり、バサバサになったりすることはありません

 

ですから、アミノ酸シャンプーで髪を洗っても、コンディショナーやリンスで髪に油分を補ったり、コーティングする必要はありません。

シャンプーした後は、コンディショナーやリンスで髪を整える必要があるという常識は、一般に使われている「高級アルコール系」のシャンプーの洗浄力が強すぎて、本来、髪や頭皮を保護している皮脂を、思いっきり洗い流してしまうために油分を補うために必要で

いうなれば、コンディショナーやリンスは(高級アルコール系の)シャンプーの不具合をカバーするための物だったんですね。

 

シャンプーとコンディショナーのセット

コンディショナーの成分は?なぜ必要なのか

さて、高級アルコール系のシャンプー(テレビなどで宣伝していて、ホームセンターなどに売られているシャンプーのほとんどはこの高級アルコール系のシャンプーです)

髪や頭皮の皮脂を洗い流してしまうために、コンディショナーやリンスが必ずといって良いほどセットで販売されています。

 

このコンディショナーやリンスは、そもそもどんな物なのでしょう

ちょっとその成分を軽く解説してみます。

 

シャンプーや、コンディショナーは裏側などに必ず配合されている全成分が記載されているのでご自分でもチェックできます。

配合されている割合が多い順に記載されていますから、前から5、6番目くらいまでチェックしてみればだいたいの性質が分かると思います。

 

とりあえず、洗った後の髪質がしっとりする、アジエンスのコンディショナーを例に取ってみます。

「アジエンスコンディショナーふんわり弾力タイプ」

 

上から順番に

1 水

通常は水が一番多くなります。

 

2 セタノール

ぬるぬるの感触を出す乳化剤で肌触りを良くします。

 

3 ステアリルアルコール

同じく、乳化剤で、化粧品などに広く使われている成分です。

 

4 ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド

帯電防止効果、洗浄効果、弱い殺菌効果などがあり、毛髪の質感をアップし、しなやかにする柔軟作用を有するためトリートメントやリンスに広く使用されています。

 

5 DPG

どろどろっとした質感を増し、保湿作用があります。

 

6 ジメチコン

いわゆるシリコンです。

シリコンは髪をコーティングして整え、髪をサラサラにしたり、手触りをよくするのに使われます。

ノンシリコンのシャンプーが人気のようですが、ノンシリコンのシャンプーを使っていても、通常、コンディショナーなどにはシリコンが配合されていますから

シャンプーの後。コンディショナーやリンスを使うのならあまり意味はないと言えます。

 

7番目以下、リンゴ酸、乳酸、ザクロエキス、蜂蜜など・・以下略

頭皮などに良さげな成分が並んでいますが、配合量は1%以下の微量成分です。

 

コンディショナーは、要は、高級アルコール系のシャンプーで髪を洗った場合に、皮脂成分がすっかり洗い流されてしまって、髪がスカスカ、バサバサの状態になり、指やクシなどを入れるとキシキシして絡みついて髪を傷めてしまったり、乾燥した後、枝毛や髪の艶がなくなるのをカバーし、コーティングする成分が配合されています。

 

アミノ酸シャンプーで髪を洗った場合は、天然の皮脂成分が適度に残されているので、敢えて人工の油分を補う必要はありません

 

もちろんアミノ酸シャンプーを使っている場合でも、髪のダメージが大きく、枝毛などが気になる場合には、髪の補修のためにコンディショナーやトリートメントを使う場合はあります。

まとめ

アミノ酸シャンプーは、髪や頭皮の皮脂を適度に残してくれ、髪の艶や弾力性を失わないので、コンディショナーなどで脂分を補給する必要がありません。

 

逆に、高級アルコール系のシャンプーは、髪や頭皮の皮脂成分をすっかり洗い流してしまうので、シャンプーした後コンディショナーなどで脂分を補ってやらないと、脂分が不足して髪がキシキシしたりバサバサになったりすることになります。

同じ理由で、アミノ酸シャンプーにはシリコンが配合されていないことが普通で、必然的にアミノ酸シャンプーはノンシリコンシャンプーとなります。

 

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