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ホホバ種子油(シャンプー成分事典)

ホホバ種子油 シャンプー成分事典

 

ホホバ種子油は、ホホバの種子から採れる液状のワックスで熱に強く、酸化安定性に優れています。

角層からの水分蒸散を防止し、肌を柔軟にする作用を有しており(エモリエント作用)、抗炎症作用も期待でき、サラッとした使用感で油っぽさがなく、皮膚になじみやすい特徴を持っています。

 

ホホバ種子油の特徴

ホホバの種子油は、ホホバの種子から採れる成分で、植物性液体ロウです。

(植物油脂ではなくロウ:ワックスに分類されます。植物油脂が高級脂肪酸とグリセリンのエステルであるのに対して、ホホバ種子油の主成分は高級脂肪酸と不飽和アルコールとのエステルになります)

ホホバの種子から得られた液状ワックス(ロウ)は、ホホバオイルと呼ばれ、アメリカ先住民によって古くから食用油、火傷や傷、湿疹の治療、スキンケアやヘアケアに利用されてきています。

主な効用としては

・エモリエント作用

・抗炎症作用

が挙げられます。

エモリエント作用

角層からの水分蒸散を防止し、肌を柔軟にする作用を有しており(エモリエント作用)

サラッとした使用感で油っぽさがなく、皮膚になじみやすく、酸化に対して安定性があり、温度変化にも強いことから、シャンプー製品などばかりでなく、クリーム、乳液などのスキンケア化粧品、ボディケア製品などに幅広く使用されています。

抗炎症作用

ホバ種子油には民間薬として古くから火傷や傷、湿疹の治療に使用されてきました。最近の研究でも抗炎症作用が認められています。

 

分類:ヘアコンディショニング剤、閉塞剤

英:Simmondsia Chinensis (Jojoba) Seed Oil

 

ホホバ種子油の安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません。

シャンプー製品などへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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