ジメチコノール(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

代表的シリコンであるジメチコンの分子の両端に親水性のシラノール基をもつシリコン油です。

ジメチコンは代表的なシリコン剤ですが、ダメージヘアの内部の修復機能が低い一方、ジメチコールは親水性が有り、ジメチコンに比べてダメージヘアの修復機能がアップしています。

また、ジメチコンと比べて耐水性や持続性のある滑らかな感触の皮膜(コーティング)を形成するほか、ジメチコンより、やや滑らかな感触を付与します。

 

ジメチコノールの特徴

水酸基(シラノール基)と代表的シリコンであるジメチコンを結合させた変性シリコンです。

 

ジメチコンは粘度が低く、油分のベタつき感を抑え、サラッとした軽い質感で、すべりや伸びに優れており、さらに他の成分が皮膚や毛髪上に広がるのを助ける働きをすることから、油分を配合するあらゆる製品に感触調整剤として広く使われています。

そのジメチコンの分子の両方の端末に水酸基(シラノール基)を結合させたものがジメチコノールで、水性と油性両方の性質があり、乳化剤として機能します。
消泡剤としても作用し、製造過程などで泡が出た時にそれを消すために化粧品や食品などに配合されることもあります。

 

主な効能としては

・感触改良

・皮膜形成(コーテイング)

・潤滑性付与によるヘアコンディショニング作用

感触改良

髪に付着したときの感触はジメチコンに近いのですが、化学構造的に両末端に親水性のシラノール基をもつことで、ジメチコンと比べて、やや滑らかな感触を付与します。

 

皮膜形成(コーテイング)

また、ジメチコンと比べて耐水性や持続性のある滑らかな感触の皮膜(コーティング)を形成します。

 

潤滑性付与によるヘアコンディショニング作用

化学構造的にジメチコンの両末端に親水性の水酸基(シラノール基)を持っている事から、ジメチコンと比べて、やや滑らかな感触を付与し、くし通りを良くします。

ジメチコンは水と混ざりにくいい性質があり、ダメージを受けた毛髪の親水部への親和性が低いことから、ダメージヘアへの効果は弱いという性質があります。

 

一方でアモジメチコンやアミノプロピルジメチコンなどアミノ変性シリコーンは、アミノ基が親水部と高い親和性を示すことからダメージヘアへの効果が高くなります。

ジメチコノールは分子の両端にあるシラノールが親水性であることから、ダメージヘアへの効果はジメチコンとアミノ変性シリコーンの中間になります。

 

ジメチコノールの安全性

・10年以上の使用実績
・皮膚刺激性:ほとんどなし
・眼刺激性:不明
・皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし

シャンプーなどへの配合量および通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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