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ハチミツ(シャンプー成分事典)

ハチミツ シャンプー成分事典

 

ハチミツは食品としても有名ですが、古代から、美容のために保湿剤として使用されてきた成分です。

シャンプーに配合される場合は、頭皮柔軟化による保湿作用、配合量が多い場合は合わせて泡質改善目的にも使用されます。

 

ハチミツの特徴

ハチミツは、ご存知、ミツバチが集めた花の蜜を採取した成分です。

化粧品などに配合されるハチミツは食品用とは異なり、不純物などを精製したハチミツが用いられます。

 

シャンプーや化粧品に配合される場合は

・皮表柔軟化による保湿作用

・泡質改善

が期待されます。

ハチミツを集めているミツバチ

皮表柔軟化による保湿作用

古代からハチミツはスキンケアクリームとして使用されており、近年の研究でも皮膚柔軟化による保湿作用が認められています。

 

泡質改善

界面活性剤(洗浄成分)にハチミツを配合することで起泡性が向上し、クリーミーできめ細かな泡が立ちやすく、かつ泡持ちが良くなることが知られています。

もっとも目に見えて泡質を向上させるためには15~20%程度、ハチミツを配合する必要があり、洗浄製品において成分表示の始めの方にハチミツが記載されている場合は、泡質の改善効果を狙ったものであると考えられますが

少量の配合であれば、保湿効果を期待したものだと考えられます。

 

注:シャンプーや化粧品などには、パッケージ表面(裏側)に必ず配合割合の高いものがら順番に全成分が記載されています。

上記の目的で、シャンプー、洗顔料&洗顔石鹸、洗浄製品、ヘアケア製品、スキンケア化粧品、リップ製品、ハンド&ボディケア製品、メイクアップ化粧品、シート&マスク製品などに使用されています。

 

分類:香味剤、保水剤、保湿・湿潤剤、溶剤

英:Honey

 

ハチミツの安全性

医療品などとしても10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や、皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどないこと

また、ハチミツは食品としても普通に使用されており、シャンプーや化粧品への配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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