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ヒマシ油(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ヒマシ油は植物油の一種でエモリエント性があるほか、粘度が非常に高く、また吸湿性にも優れており、粘度を高める油性を添加する目的で使われることが多い成分です。

粘度が高いことから、顔料(着色成分)を練り込みやすく分散性にも優れているため、口紅やリップクリームなどの化粧品などにも広く使用されています。

シャンプー前にヒマシ油でヘアパックしたり、頭皮マッサージに使用する人もいます。

 

ヒマシ油の特徴

ヒマシ油(ひましあぶら、ひましゆ、蓖麻子油)は、トウダイグサ科のトウゴマの種子から採取する 植物油の一種。

成分は不飽和脂肪酸(リシノール酸が87%、オレイン酸が7%、リノール酸が3%)と少量の飽和脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン酸などが3%)のグリセリドで校正紙荒れています。

 

ひまし油は、脂肪油としては粘度、比重ともに最大であるのに加えて、広い温度域で高い流動性があります。

シャンプーなどに使用される場合は

・エモリエント作用

・可塑剤、分散剤

として使用されます。

トウゴマ
トウゴマ

ヒマシ油のエモリエント作用

ヒマシ油にはエモリエント作用があるほか、粘度が非常に高く、また吸湿性にも優れており、粘度を高める油性を添加する目的で使われることが多い成分です。

以前はポマードの基剤として用いられてきましたが、臭気と使用感から最近は、使用されることは少なくなっています。

 

可塑剤、分散剤としての活用

可塑剤:樹脂などを柔らかくして形を変えやすくするために添加する成分。

分散剤:細かい微粒子を液体の中に均一に分散させるための成分

ヒマシ油は、粘度は高いものの、顔料(着色成分)を練り込みやすく分散性にも優れているため、口紅やリップクリームなどの化粧品などにも広く使用されています。

 

その他、シャンプー前にヒマシ油でヘアパックしたり、頭皮マッサージに使用する人もいます。

 

分類:香料、閉塞剤

英:Ricinus Communis (Castor) Seed Oil

 

ヒマシ油の安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性はほとんどなし-軽度、皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないとされています。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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