ミリスチン酸は、パーム核油、ヤシ油、ババス油などの植物や動物性脂肪内に存在している成分で、通常はセッケン合成を目的に水酸化Kと一緒に配合されます。
化粧品成分としてそのまま使われることは通常はありませんが、エモリエント効果や保湿効果があり、潤滑剤、増粘剤、安定剤として使われることがあります。
ミリスチン酸の特徴
ミリスチン酸は、パーム核油、ヤシ油、ババス油などの植物や動物性脂肪内にグリセリドとして存在しています。
シャンプーなどへは水酸化Kとともに、セッケン合成による洗浄作用を目的として配合されています。
化粧品成分としてそのまま使われることは通常はありませんが、エモリエント効果や保湿効果があり、潤滑剤、増粘剤、安定剤として使われています。
分類:香料、不透明化剤、洗浄剤
英:Myristic Acid
ミリスチン酸の安全性
医薬品分野でも基剤目的の医薬品添加剤として外用剤に用いられています。
40年以上の使用実績があり、皮膚刺激性は、ほとんどなし-中程度、皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどなしとされています。
シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。