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マンダリンオレンジ果皮エキス(シャンプー成分事典)

オレンジ シャンプー成分事典

 

ミカン科植物オレンジの果皮から得られる植物エキスです。

中国においてその果皮は「陳皮」(チンピ)とよばれ、漢方では胸のむかつきや咳の緩和に用いられてきました。

保湿の3大因子の1つである天然保湿因子(NMF)を増やして頭皮や肌のバリア機能を守ります。

その他、抗炎症作用、細胞賦活作用、バリア機能修復作用、抗酸化作用、紫外線吸収作用、抗糖化作用、抗老化、抗アレルギー作用などもあることから、頭皮環境の活性化や改善を目的として使用されます。

 

マンダリンオレンジ果皮エキスの特徴

ミカン科植物オレンジ(学名:Citrus nobilis, syn. Citrus reticulata 英名:Mandarin orange)の果皮から得られる植物エキスです。

中国においてその果皮は「陳皮」(チンピ)とよばれ、漢方では胸のむかつきや咳の緩和に用いられてきました。

化粧品に配合される場合は、角質細胞の均一化による美白作用を目的に配合されます。

保湿効果に加えて肌のキメを整えるはたらきなどがあることから、化粧水や美容液などのスキンケアアイテム全般に使われています。

また、保湿の3大因子の1つである天然保湿因子(NMF)を増やして頭皮や肌のバリア機能を守ります。

その他、抗炎症作用、細胞賦活作用、バリア機能修復作用、抗酸化作用、紫外線吸収作用、抗糖化作用、抗老化、抗アレルギー作用などもあることから、頭皮環境の活性化や改善に使用されます。

 

医薬部外品表示名:チンピエキス

分類:香料、皮膚コンディショニング剤、酸化防止剤

英:Citrus Nobilis (Mandarin Orange) Peel Extract

 

マンダリンオレンジ果皮エキスの安全性

医薬部外品の原料として登録されており、化粧品などへの15年以上の使用実績があり、皮膚刺激性:ほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなしとされています。

柑橘類なので光毒性(光刺激性)が気になるところですが、シャンプーへの配合量や通常の使用において非刺激性および非感作性になるよう配合され、かつリーブオン製品(洗い流さないタイプのトリートメントや化粧品など)において光毒性成分である5-メトキシソラレン含有量が15ppm(0.0015%)以下に制限されている場合において一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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