ヘアケア製品にヘアミルクというものがありますが、ヘアミルクって何?という人も多いと思います。さらにそのほかにもヘアオイルやヘアマスクとかありますけど、何が違うんでしょう?
ヘアミルクはなんのために使うのか、ヘアオイルやヘアマスクとの違いや使い方などについて解説します。
ヘアミルクとは
ヘアミルクは髪のダメージをカバーしたり、髪を保湿したりするために、シャンプーなどが終わった後、お風呂上がりに使用するものです。
一般的なヘアミルクの使い方としては、シャンプー、コンディショナーを通常通りに行いしっかりとタオルドライをします。そしてドライヤーをする前にヘアミルクを髪につけて乾かします。
注:商品の中には髪をドライヤーなどで乾かした後に使用するヘアミルクもあります。
ヘアミルクは水性の成分がほとんどなので、ベタベタしたり重くなったりしないのが特徴です。
主な成分は乳糖・クエン酸・エタノールなど。商品によって異なりますが、水性タイプのヘアケア用品がヘアミルクと呼ばれていて、ヘアミルクという名前の通り、普通は白濁した見た目が特徴的です。
ちなみにヘアオイルはオイル成分がメインになります。
水性の成分が主なため、使い心地が軽くさらっとしているのが特徴で柔らかくしなやかな仕上がりになります。
ヘアミルクの特徴としては浸透力や保湿力に優れているため、髪の内部の補修や長時間の潤いを保つ力に優れています。
どういう人に向いているかというと
・髪がぱさつきやすい
・髪にまとまりがなく広がりやすい
・髪が細くて柔らかい
・枝毛が気になる
・髪のべたつきが気になる
という人に向いていると思います。
ヘアミルクとヘアオイルの違い
ヘアオイルはヘアミルクと違って、主に油性の成分を使ったヘアケア用品です。
ヘアオイルには髪に馴染みやすい成分が含まれていて、オイル分によってめくれた髪のキューティクルを補修することで、指通りやくし通りが良くなります。
またオイルなので髪のコーティング力が強く、紫外線や熱ダメージから髪を守る力がヘアミルクより強くなっています。
この結果ヘアオイルで髪をケアするとまとまりやすくなったり、ばさつきが抑えられて扱いやすい髪になります。
これに比べると、ヘアミルクは内部に浸透し、保湿機能を高めてくれる機能がメインになります。
ヘアミルクとヘアマスクの違い
ヘアミルクがシャンプーやコンディショナーを使った後、お風呂から上がった時に使用するものなのに対して
ヘアマスクはシャンプーで髪を洗った後、すぐに使用します。
ヘアマスクは髪の内部に浸透して、ダメージを受けた髪を修復するためのもので、成分が髪の内部に浸透したところで洗い流します。
ヘアマスク
ヘアミルクの使い方
タオルドライで水分をしっかり取る
ヘアミルクをつける前に髪の内部にしっかり浸透しやすくするためタオルドライでしっかり髪を乾かします。
一部、ドライヤーをかけてからとなっている製品もあるようですが、ヘアミルクにはドライヤーの熱や風から髪を守る働きもあるので、通常はドライヤーをかける前に使用するようにします。
ヘアオイルを髪につける
髪を乾かしたら、ヘアミルクを手のひらに出して、軽く両手で広げて手ぐしで髪につけていきます。
へミルクをつけすぎるとべたついてしまうので、髪につけて不足しているようであれば継ぎ足して付けて行くようにします。
当たり前ですが、髪の長い人ほどヘアミルクの量は多くなります。
毛先から先につけていく
髪は毛先に行くほどダメージを受けていますから、毛先から始めて少しずつ根本の方に向かってヘアミルクをつけて行きます。
髪は根本付近はダメージが少ないので、なるべく根本や頭皮などにはつけないようにしましょう(髪のダメージを補修する成分で、洗い流しませんから頭皮につけない方が良い)
まとめ
ヘアミルクはシャンプーなどが終わった後、髪を補修したり、保湿をしっかりするために使用します。洗い流す必要はありません。
水性なのでべたつきは少ないですがつけすぎるとべたつくこともあります。
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