ヘアマスクのデメリットには使いすぎるとごわついたり、頭皮になるべくつけないようにした方が良い。値段が高いなどのデメリットがあります。
これらのデメリットについて詳しく解説していきます。
ヘアマスクのやり過ぎははごわつきの原因に
ヘアマスクは髪の内部に補修成分を補給することで、傷んだ髪を髪を回復させ、より髪を美しく見せるためのものです。
ヘアマスクとは?使い方や使う頻度、毎日使ってもいいのでしょうか
それじゃあ、毎日、ヘアマスク使って髪を整えれば、もっと艶々の美髪になれる様な気がしますよね。
でもこれが逆効果なんです。
鉢植えの植物に肥料をやると綺麗な花を咲かせますが、髪は、細胞としては毛穴を出た段階ですでに死んでいる状態ですから、栄養素を与えてもそれを吸収して復活するって事にはなりません。
ヘアマスクでは髪の内部に各種の補修成分や油分を補給したり、剥がれたキューティクルを元に戻してあげることで、パサパサの髪の弾力を取り戻したり、見た目のツヤを取り戻しているだけなのです。
そして補修成分は数日間は髪の内部に浸透して残っていますから、次から次へとヘアマスクを行っても無駄になるばかりか、油分などが多くなりすぎてごわついたり、髪が重くなってしまったりします。
ヘアマスクのほかにトリートメントやリンス、コンディショナーがあります。
リンスやコンディショナーは基本的に髪の表面をコーティングする物で、シャンプーしたときには髪の表面の脂分などが綺麗に洗い流されていますから、毎回、リンスやコンディショナーで髪をコーティングする必要があります。
注:高級シャンプーと言われるアミノ酸系のシャンプーだとコンディショナーなどの必要が無い場合があります。
しかしトリートメントやヘアマスク、特にヘアマスクは内部の修復のための成分や髪を保護するための成分も多く含まれている関係で、先に述べたように無駄になったり、脂分を髪が吸い込みすぎてごわごわになってしまうわけです。
一般的にはヘアマスクを使用する頻度は週に1~2回と言われています。
ヘアマスクは頭皮にはつけない
ダメージヘアーを補修する能力としては
リンス<コンディショナー<トリートメント<ヘアマスク
の順に強力になっていきます。ただし、補修能力が強力な分、頭皮にはあまり良くない成分も混ざっています。
サッと流す程度であれば、ほとんど影響はありませんが、ヘアマスクはしばらく髪につけておくというような使い方をしますから、なるべく頭皮にはつけないようにしておいた方が良いでしょう。
シャンプー会社さんはあまりこのことは言わないですけど、ヘアマスクの使用方法にも「頭皮にキズや腫れ物、湿疹等異常がある場合はお使いにならないでください」や「なるべく頭皮につけないように注意してください」って書いてあるものが多いと思います。
前にも言ったように髪は毛根を出た時にすでに死んだ状態の細胞です。毛根から出てきたばかりの根本に近いほど健康で艶があり、先の方に行くほどダメージが積み重なってバサバサになっているはずですから、
そういう点からもなるべく髪の真ん中当たりから毛先を重点的にヘアマスクをつけるようにした方が理にかなっています。
値段が高い
ヘアマスクって、髪を補修するための特別な成分が配合されていますから、物によっては、お値段はどうしても高めになってしまいます。
ですから、やはりそういう意味でも頻繁に使うのは贅沢って言うか、使いすぎるのも問題ですから、ヘアマスクを使うタイミング、回数も控えめにするって事になります(^^;)
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