ココイル加水分解コラーゲンK(シャンプー成分辞典)

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ココイル加水分解コラーゲンKはペプチド系界面活性剤(洗浄成分)です。

起泡・洗浄作用としては、きめ細やかな泡立ちが得られるものの脱脂力は弱い洗浄成分ですが、水によく溶け、洗髪後の毛髪に対する保護、保湿および柔軟作用などのヘアコンディショニング効果を有していることから、主にシャンプーの洗浄成分の助剤として使用されています。

 

ココイル加水分解コラーゲンKの特徴

ココイル加水分解コラーゲンKはペプチド系界面活性剤に分類される洗浄剤で、陰イオン界面活性剤:Anionic Surfactant(アニオン界面活性剤)です。

コラーゲンを加工したコラーゲンペプチドを原材料としています。

 

主な機能としては

・起泡・洗浄

・ヘアコンディショニング作用

・コラーゲン産生促進による抗老化作用

これらの目的で、シャンプー製品、ボディソープ製品、洗顔料、スキンケア化粧品、シート&マスク製品などに使用されています。

 

起泡・洗浄作用としては、きめ細やかな泡立ちが得られるものの比較的脱脂力は弱い洗浄成分です。

とはいうものの、水によく溶け、髪や皮膚への吸着性がよく、髪の損傷を防止したり、保湿性や柔軟作用などのヘアコンディショニングを高める効果が高いことから、シャンプーの助剤として使用されています。

 

ヘアコンディショニング効果としてはラウレス硫酸Na(市販のシャンプーなどに一般的に使われている洗浄成分)と比較して明らかにシャンプー後の毛髪のツヤ、潤い感、なめらかさや櫛通りが良くなる効果があります。

 

また、コラーゲンは、ご存知の通りハリのある若々しい肌および健常な肌を維持するために重要な成分ですが、ココイル加水分解コラーゲンKは皮膚に対してコラーゲン産生促進効果を有しているというモニター実験の結果があります。

ただし、コラーゲン産生促進の作用メカニズムについては明らかにはなっていません。

 

ココイル加水分解コラーゲンKは洗浄力はかなり低い部類に入り、起泡力も弱いため、汚れを落とす力はあまりなく、洗浄力の強い成分と組み合わせて使わることが多くなっています。

タンパク質特有の欠点(腐敗しやすいなど)や原材料が高価なことから、メインの洗浄剤として配合されることは少なく、コンデショニング効果を狙った補助剤として配合されることが多いです。

 

ヘアコンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、洗浄剤

 

ココイル加水分解コラーゲンKの安全性

刺激性・安全性に関してはアミノ酸系の洗浄成分と同等以上に優れています。

・70年以上の使用実績
・皮膚刺激性:ほとんどなし
・眼刺激性:50%濃度以下においてほとんどなし-軽度
・皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし-ごくまれに起こる可能性あり
・光毒性:ほとんどなし
・光感作性:ほとんどなし-ごくまれに起こる可能性あり

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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