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パラフィン(シャンプー成分事典)

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パラフィンは、水と混ざらない成分で、安定性の高い事から、ベビーオイルなどの主成分として使用されています。

光沢の強い油剤で、油膜として密着する性質があり、髪などに付着すると薄い皮膜を作り、水分が蒸発するのを防いでくれます。

 

パラフィンの特徴

パラフィンは石油を蒸留して作られる有機化合物の一種です。

水と混ざらない成分で、安定性の高い事から、ベビーオイルなどの主成分として使用されています。

光沢の強い油剤で、油膜として密着する性質があります。

髪などに付着すると薄い皮膜を作り、水分が蒸発するのを防いでくれます。

 

ろうそくやクレヨンなどの原料としても使用されておりよく耳にする成分ですが、医療用や食品添加物、その他幅広い分野で活用されている成分でもあります。

 

分類:香料、閉塞剤、非水系増粘剤

英:Paraffin

 

パラフィンの安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー)もほとんどありません。

パラフィンは、それ自体は、無味無臭で安定性が非常に高い事もあり、酸化せず、経口投与しても消化されず、便として排出される成分で、下剤の成分として使われることもあります。

頭皮などへの浸透性は無く、アレルギー等もおこらない成分ですが、精製度が低い製品の場合不純物が多くなり、それによって頭皮にダメージが発生する場合があります。

注:一般的にシャンプーや化粧品に使われる場合は非常に精製度が高いものを使用しています。

石油から精製されているため心配する人もいますが、医療用品やベビーオイルにも使用されており、ヘアケア製品への配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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