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アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー(シャンプー事典)

シャンプー事典

 

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナーは花王から発売されているアジエンスシリーズのコンディショナーです。

アジエンスシリーズには「しっとり保湿タイプ」と「ふんわり弾力タイプ」があり

この記事では、ふんわり弾力タイプコンディショナーの特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナーの販売会社さんのウリ

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナーは、ふんわり弾力タイプシャンプーとセットになり

・柔らかい髪質の人の為に潤い持続成分を配合

・弾力感のある手触りのウルツや髪がよるまで続く

・優美なフルーティーな花の香り

がウリになっています。

アジエンスふんわり弾力タイプシャンプーとコンディショナー

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー、宝実の分析

配合されている成分を見ると、確かに髪をまとめ、ふんわりとさせる成分が多めに配合されているかなって感じです。

髪をまとめ、ふんわりとさせる成分を並べて見ると

・ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド:髪をまとめる

・加水分解コンキオリン:真珠由来の成分で手触り感・ツヤ改善作用、キューティクルのリフトアップ抑制作用

・加水分解シルク:絹のタンパク質を使ってダメージヘアを補修したり、保護する機能

・ナフタレンスルホン酸Na:ふんわり仕上がり、髪にハリとコシを与える。

・ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン:感触改良材として感触を柔らかにする効果

・ラノリン脂肪酸:髪に光沢を与える効果

・パルミチン酸イソプロピル:感触改良や毛髪に対する艶感付与

・ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル:髪にツヤ・光沢を付与

・ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド:髪を軽くふんわり仕上げる効果

ということで、髪をまとめふんわりした感触を与える成分が多めに配合されていることが分かります。

(それぞれの成分の詳細は次章の全成分解説をご覧下さい)

 

その他、ザクロエキス、ハチミツ、ひまわり種子油、ラノリン酸など頭皮の保湿や保護のための成分も結構配合されています。

 

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー宝実の総合評価

アジエンスシャンプーシリーズのしっとり保湿タイプが結構脱脂力の強い構成になっているのに対してふんわり弾力タイプは脱脂力や刺激を抑えめにして、さらにこのコンディショナーには

髪をまとめ、ふわっとさせる成分や頭皮を労る成分も結構配合されていることから、普通のシャンプーでは髪がぺたっとなってしまうような細めの髪の人が使うことで、

頭皮や毛根を保護し、ふわっとした髪触りにしてくれるという特徴を持っていると言えます。

アジエンス「しっとり保湿タイプ」と「ふんわり弾力タイプ」シャンプーの違い

 

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナー

 

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シャンプーの方の解説はこちら

アジエンスふんわり弾力タイプシャンプー(シャンプー事典)

 

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナーの全成分解説

アジエンスふんわり弾力タイプコンディショナーに配合されている成分を配合量の多い順に解説します。

 

セタノール

高い吸湿性と保水性をもっており化粧品などにも広く使われている保湿剤です。

トリートメント / コンディショナーなどに使用される場合は、乳化補助、感触改良などの目的で使用され、乳化物を安定させるとともに粘度を上げ、また、適度にエモリエント性があり、毛髪に滑らかさと肌ざわりの良い感触を付与します。

その他、薄い皮膜となって肌や髪を乾燥から守る働きもあり、温和なべとつかない光沢を与え、乳化製品の白色化を促進する効果も有ります。

 

ステアリルアルコール

乳化補助、感触改良などの目的でコンディショナーや、洗浄製品、ヘアケア製品、メイクアップ化粧品、スキンケア化粧品、ボディ&ハンドケア製品などに幅広く使用されています。

感触改良材のセタノールと類似していますが、セタノールより乳化物の質感を若干硬めにできる傾向があるため、粘稠度を高める目的で用いられます。

 

ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド

柔軟性を向上し、殺菌性、帯電防止機能を持っている成分で、リンスやコンディショナー、トリートメントなどには必ずといって良いほど配合されている成分です。

また、シリコンと親和性があり、一緒に使用することで髪の指通りを良くし、まとまりを高めることができます。

 

DPG(ジプロピレングリコール)

DPG(ジプロピレングリコール)は水、アルコール、油脂などとよく混ざり、保湿剤としてベタつきが少ないことから広く使用されている保湿剤です。

また保湿機能により頭皮からの水分蒸発を押さえることで頭皮のバリア機能を改善するほか、弱い抗菌作用があることから製品の安定剤としても使用される成分です。

 

ジメチコン

代表的なシリコン剤で、髪をコーティングし、サラッとした質感にする事が出来ます。

多くのシャンプーやコンディショナーなどに使用されています。

 

リンゴ酸

髪や頭皮のpH調整機能(弱酸性に保つ)または固くなった皮膚の角質を柔らかくするためのピーリング作用を目的として使用されます。

 

乳酸

PH調整剤です。

 

ザクロエキス

ザクロエキスと記載されていますがザクロエキス自体に特に効能はありません。ザクロ種子油のことであればエモリエント作用、頭皮細胞活性化作用が期待されます。

 

ハチミツ

古代から、美容のために保湿剤として使用されてきた成分です。

 

加水分解コンキオリン

真珠から抽出される成分で、古くから肌のケアや漢方薬にも使用されている成分で、頭皮の保湿、頭皮細胞を若々しくする作用の他、毛髪に対する手触り感・ツヤ改善作用、キューティクルのリフトアップ抑制作用なども期待出来ます。

 

オタネニンジン根エキス

朝鮮人参のことです。育毛作用、血管拡張による血行促進作用、保湿作用、コラーゲン生成による抗老化作用などが期待されます。

 

加水分解シルク

保湿作用や頭皮へのバリア機能があるほか、毛髪にしっかり付着し、ダメージヘアを補修したり、保護する機能があります。

 

ナフタレンスルホン酸Na

髪表面で結晶化して、髪をばらばらにすることで、くし通りがよくなり、ふんわり仕上がり、髪にハリとコシを与えます。

ふんわりふわっと系のシャンプーやコンディショナーによく配合されています。

 

ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン

すすぎ、仕上がり後も櫛通りが良好な保湿効果の高い油剤。エモリエント剤。感触改良材として感触を柔らかにする効果も有ります。

 

ヒマワリ種子油

ひまわりの種から採った植物油でエモリエント作用があり、皮膚へのなじみや伸びが良く、ベタつきのない軽い使用感を持つ事からシャンプーだけではなく幅広くヘアケア製品や化粧品などにも使用されている成分です。

 

ラノリン脂肪酸

ラノリン脂肪酸は羊の皮脂から得られる成分で、人間の皮脂と成分的にも似ており、頭皮や皮膚への親和性が高く保水能力も高い、また、髪に光沢を与える効果も有ります。

 

セトリモニウムクロリド

セトリモニウムクロリドが毛髪に付着することで毛髪表面がなめらかになり、その結果、静電気の発生をおさえ(帯電防止)、すすぎや乾燥後の摩擦を低減し、毛髪のくし通りがよくなることからヘアコンディショナー、ヘアトリートメントなどに使用されています。

 

 

アモジメチコン

シリコン剤の一種です。一般によく使われるジメチコンに比べ、髪への吸着性が良く、ダメージヘアーの修復にも効果が有りますが、健康な髪や脂性の髪に使うとべたつく場合があります。

 

パルミチン酸イソプロピル

さっぱりした感触のエステル油で、エモリエント作用、感触改良や毛髪に対する艶感付与のほか、配合されている各種成分を均一にする溶剤としても使用されます。

 

ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル

髪にツヤ・光沢を付与する効果のほか頭皮からの水分蒸散を抑えてうるおいを保ち、頭皮を健康に保つ効果が有ることから、リンス、ヘアトリートメントに使用されます。

 

ステアロキシプロピルジメチルアミン

帯電防止効果及びヘアコンディショニング効果が有るため、シャンプーコンディショナー、トリートメントに配合されます。

 

ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド

すすぎ時におけるぬめり感を抑えるほか、乾燥後、髪を軽くふんわり仕上げる効果が有り、柔軟作用や静電気防止、殺菌のために添加されることがあります。

髪をコーティングすることで柔軟にし、静電気を防止するのでコンディショナーやトリートメントなどに配合することで髪のまとまりを良くし、スタイリングが楽になります。

 

PEG-45M

粘度調節、乳化、潤滑性向上、泡の質向上に使われる成分で、水によく溶ける性質をもっており、水分蒸散を防ぎ、品質を保持する効果やとろみをつける効果などを目的に配合されます。

 

セテアレス-7

乳化剤で製品を柔らかく滑らかにしたり、増粘性をつけたりするために使用されます。セテアレス-25に比べて親油性が高く親水性が低くなっています。

 

セテアレス-25

乳化剤で製品を柔らかく滑らかにしたり、増粘性をつけたりするために使用されます。セテアレス-7に比べて親水性が高く親油性が低くなっています。

 

イソプロパノール

イソプロパノールを溶剤として使用すると水中に香油を均一に分散するので、香気の発散を良好にする効果が有ります。

 

 

BG

BGは主に保湿剤として使用されます。また、細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。

 

ベンジルアルコール

毒性が低く、アルコールとエーテルに溶けやすい性質があり、シャンプーに使用される場合は植物エキスなどの溶媒として、あるいは配合成分の溶けやすさを向上させる目的で使用されます。

 

エタノール

エタノールはアルコールの成分で、抗菌、殺菌効果があるほか皮脂を取り除く効果が高く、頭皮の引き締め効果もありますが、配合量が少量なので、香料、着色剤などを溶かし込む溶剤または植物エキスなどを抽出する溶媒として使用された可能性があります。

 

カラメル

製品を褐色に着色するために使用されます。

 

香料

製品に香りをつけるための合成香料です。

以 上

 

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