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ココイルイセチオン酸Na(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ココイルイセチオン酸Naは、ヤシ油から得られる脂肪酸とイセチオン酸Naを結合して得られる洗浄成分です。

石鹸の質を改良する洗浄剤として開発され、石鹸に近い豊かでクリーミィな泡立ちが得られ、マイルドでしっとりとなめらかな感触の洗い上がりとなるのが特徴

脱脂力が比較的弱い(=刺激が少ない)のですが皮膚や毛髪に対して保湿効果もあり、頭皮や髪への刺激は抑えられます。

生分解性が良く自然環境にも優しい洗浄成分です。

 

ココイルイセチオン酸Naの特徴

ヤシ油から得られる脂肪酸とイセチオン酸Naを結合して得られる洗浄成分(陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤))です。

1929年に石鹸の質を改良する洗浄剤として開発されました。

 

ココイルイセチオン酸Naは、具体的なデーターはないものの、生分解性の点で自然界で分解しやすく、環境への影響は少ないと考えられます。

生分解性:シャンプー剤は生活排水として放出されるために、自然界の中で、容易に分解されるほど自然環境に与える影響が小さくなります。

 

シャンプーに配合される場合は「起泡」「洗浄」の目的で配合されます。

シャンプー以外ではボディ&ハンドソープ製品、洗顔料 洗顔パウダーなどにも使用されています。

洗浄力、起泡力については、pHが弱酸性-中性領域であり、硬水でも石鹸に近い豊かでクリーミィな泡立ちが得られ、マイルドでしっとりとなめらかな感触の洗い上がりとなるのが特徴です。

 

泡立ちは良いが脱脂力が比較的弱い(=刺激が少ない)のが特徴。皮膚や毛髪に対して保湿効果もあります。

 

分類:洗浄剤

英:Sodium Cocoyl Isethionate

 

ココイルイセチオン酸Naの安全性

1929年からの使用実績があり、皮膚刺激性:8%濃度以下においてほとんどなし-軽度、眼刺激性(眼をすすがない場合):24.5%濃度以下において軽度、眼刺激性(眼をすすぐ場合):24.5%濃度以下において非刺激-最小限、皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなしとされています。

シャンプーのような短時間の使用で皮膚から完全に洗い流す製品において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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