ヒスチジンは、塩基性アミノ酸に分類されるアミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンを構成する18種類のアミノ酸の1つです。
天然保湿因子NMFの成分で、保湿作用や新陳代謝を促進する働きがあり、またヒスチジンを補うことで毛髪のパサつきの抑制、改善に効果があると考えられます。
髪の毛のダメージを抑えまとまりよくすることから、シャンプーやトリートメントに使用されます。
ヒスチジンの特徴
塩基性アミノ酸に分類されるアミノ酸です。
ヒスチジンは髪の主要成分であるケラチンを構成する18種類のアミノ酸の1つで、ケラチン内の含有量は0.9%となっています。
主な機能としては、
・角質層水分量増加による保湿作用
・パサつき抑制による毛髪修復作用
があります。
天然保湿因子NMFの成分で、保湿作用や新陳代謝を促進する働きもあります。
また、毛髪のパサつきの原因は、主に加齢またはカラーやブリーチなどのダメージによる毛髪の損傷などによって引き起こされます。
見た目、パサつきのある毛髪は、健康な髪と比較してCMC構成成分であるアルギニンやヒスチジンが多く流出しています。
このためCMC構成成分、特にアルギニンやヒスチジンを補うことで毛髪のパサつきの抑制、改善に効果があると考えられます。
髪の毛のダメージを抑えまとまりよくすることから、シャンプーやトリートメントに使用されます。
CMC(毛髪細胞膜複合体):髪を構成している細胞を接着させ、また水分や栄養の通り道、あるいは流出を防止するための膜になっています。
分類:ヘアコンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤
英:Histidine
ヒスチジンの安全性
30年以上のの使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません。
シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。
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