記事内に広告を含む場合があります。

アルギニン(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

アルギニンは水溶性のアミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンのうち9.1%がアルギニンです。

シャンプーなどにアルギニンを配合することでパサつき抑制による毛髪修復作用や保湿作用が期待されます。

 

アルギニンの特徴

塩基性アミノ酸に分類される水溶性アミノ酸です。

アルギニンは水溶性のアミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンのうち9.1%がアルギニンです。

 

使用される目的としては

・パサつき抑制による毛髪修復作用

・角質層水分量増加による保湿作用

・pH調整

・ケン化または中和反応によるセッケン合成作用

 

パサつき抑制による毛髪修復作用

毛髪のパサつきは、主に加齢またはカラーやブリーチなどのダメージなどによって起き、見た目にパサつきのある毛髪は、健康な髪と比較してCMC構成成分であるアルギニンとヒスチジンが多く流出しています。

CMCを構成している成分、特にアルギニンやヒスチジンを補うことで毛髪のパサつきを抑え毛髪を修復作用があることが分かっています。

注:CMC(毛髪細胞膜複合体):髪の細胞間を接着し、水分や栄養分の通り道となり、成分の流出を防ぐ膜

ちなみに髪の主要成分であるケラチンのうち9.1%がアルギニンです。

毛髪の内部の構造

角質層水分量増加による保湿作用

角質細胞中に存在し水分を保持する働きをもつ水溶性物質は、天然保湿因子(NMF:natural Moisturizing Factor)と呼ばれており、天然保湿因子の約40%はアミノ酸類で構成されており、角層の水分保持にアミノ酸や関連物質が重要な役割を担っています。

 

pH調整

アルギニンは、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も塩基性が強く、酸を中和するマイルドなpH調整剤として使用されています。

 

ケン化または中和反応によるセッケン合成作用

一般的に固形石けんを合成する目的で水酸化Naが、液体石けんを合成する目的で水酸化Kが用いられ、これらは「純石けん」と呼ばれ弱アルカリ性になります。

一方でアルカリ塩としてアルギニンを反応させて合成したセッケンは、pHが8.0以下の中性域となり、石けん特有の加水分解をしないのが特徴で「アミノ酸石けん」とも呼ばれます。

 

分類:ヘアコンディショニング剤、口腔ケア剤、皮膚コンディショニング剤

英:Arginine

 

アルギニンの安全性

30年以上のの使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました