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ジステアリルジモニウムクロリド(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ジステアリルジモニウムクロリドは、陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)で、使用目的は帯電防止と乳化です。

タンパク質が抜けた髪や乾燥している髪はプラスイオンが多く、静電気が起こりやすくなりますがジステアリルジモニウムクロリドは、石鹸と逆のイオン構造を持っており、マイナスに帯電している毛髪に吸着し、柔軟性や静電気防止などの効果があります。

 

ジステアリルジモニウムクロリドの特徴

ジステアリルジモニウムクロリドは、陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)です。

使用目的は帯電防止と乳化です。

タンパク質が抜けた髪や乾燥している髪はプラスイオンが多く、静電気が起こりやすくなりますがジステアリルジモニウムクロリドは、石鹸と逆のイオン構造を持っており、マイナスに帯電している毛髪に吸着し、柔軟性や静電気防止などの効果があります。

 

分類:帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤、乳化剤

英:Distearyldimonium Chloride(旧称:QUATERNIUM-5)

 

ジステアリルジモニウムクロリドの安全性

30年以上の使用実績があり、皮膚刺激性は配合範囲内においてほとんどなし-軽度、皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどなしとされています。

コンディショナーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に大きな問題のない成分であると考えられます。

ただし、界面活性剤の中では刺激性が弱い部類に入りますが、頭皮に浸透しやすく、細胞同士をつないでいる細胞間脂質を溶かしてしまうため、水分が蒸発しやすくなって頭皮が乾燥しやすくなると考えられています。

水分と油分を混ぜるためには不可欠な界面活性剤ですが、頭皮にダメージがある可能性があるので、敏感肌の人は、なるべく頭皮につけないか、頭皮に付いた場合はよく洗い流した方が良いでしょう。

 

 

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