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ヒアルロン酸(シャンプー成分辞典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ヒアルロン酸は、皮膚の中にも多く含まれる成分で、水分の保持や皮膚の弾力性を保持する働きをする重要な成分です。

様々な化粧品などに配合されており、皮膚に塗り込んだりサプリとして飲んでも、直接的な効果は無いといわれていますが、

髪や皮膚の表面を柔らかくしたり、保護膜を形成することによる、保湿作用が期待されるので、シャンプー以外にもスキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ボディ&ハンドケア製品、洗顔料&洗顔石鹸など様々な製品に使用されます。

 

ヒアルロン酸の特徴

ヒアルロン酸には皮膚の表面を柔らかくしたり、保護膜を形成することによる、保湿作用が期待されます。

ヒアルロン酸は、化粧品には、通常はヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸ナトリウム)という形で配合されています。水に溶けやすく、高い保湿力を持っている上に、油分とは違うしっとりとした質感を引き出すことができます。

肌なじみが良く、角質層の水分量を高めながら、しっとり感やなめらか感を感じさせる保護膜をつくってくれるので、シャンプーや美容液などにも広く使用される成分です。

 

ヒアルロン酸の保水性は即効性があり、さらに保護膜を形成するため、髪や肌にしっとりとなめらかな質感を与えますが、持続性に乏しく、時間の経過と共に、乾くにつれて被膜形成の影響で皮膚につっぱり感を与え、最初の状態より皮膚が固くなることも明らかになっています。

 

ヒアルロン酸そのものは、コラーゲンやセラミドとともに、皮膚の重要な成分であり、3大保湿成分とも呼ばれる重要な美容成分ですが、皮膚の表面に塗布しても皮膚の中に取り込まれる訳では無く

効果が期待できるのは、ヒアルロン酸が髪や肌の表面に留まっている間だけなので、ヒアルロン酸配合の化粧水や美容液を塗布するだけでは、効果を持続することは難しいです。

 

分類:皮膚コンディショニング剤、親水性増粘剤

英:Hyaluronic Acid

 

ヒアルロン酸の安全性

元々、体内に存在する成分です。20年以上の使用実績があり、皮膚刺激性もほとんどありません。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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