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PVP(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

PVPは毛髪や皮膚への密着性に優れた光沢ある硬い皮膜を形成することから、ヘアスプレーやヘアセット剤などに使用されているほか、

吸湿性が高く、粘度を調整し乳化物の安定性や各種溶液の分散性を保持する目的で化粧品の他にも広い範囲で使用されており、また、気泡の持続性を調整する目的で洗浄系製品、ジェービング製品などにも使用されています。

 

PVPの特徴

化粧品などに配合される場合は、

・皮膜形成
・親水性増粘
・泡持続性増強

などの目的で各種化粧品やシャンプー製品、ヘアスタイリング製品など幅広く使用されています。

PVPは水や有機溶剤に溶け、毛髪や皮膚への密着性に優れた光沢ある硬い皮膜を形成することから、メイクアップ製品、ヘアスプレーやヘアセット剤、パックなどに使用されています。

PVPは吸湿性が高く、水に溶けて適度な粘度の水溶液を形成することから、粘度を調整し乳化物の安定性や各種溶液の分散性を保持する目的で各種製品に使用されています。

PVPは気泡膜を強化し、気泡の持続性を調整する目的で洗浄系製品、ジェービング製品などに使用されています。

医薬品の材料(安定、結合、コーティング、糖衣、分散など)や食品(錠剤形状食品の皮膜剤や結合剤)、あるいは接着剤・糊剤としてスティックのりに用いられています。

その他、セラミック、繊維、写真、洗剤など様々な分野で使用されています。

 

医薬部外品表示名:ポリビニルピロリドン

分類:結合剤、非活性剤系分散剤、乳化安定剤、皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤

英:PVP

 

PVPの安全性

食品添加物の指定添加物リストや日本薬局方、医薬部外品原料規格2021に掲載されており
化粧品などへの40年以上の使用実績、皮膚刺激性:ほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし、光毒性(光刺激性):ほとんどなし、光感作性:ほとんどなしとされており

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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