カンゾウ根エキスはマメ科植物のカンゾウの根から水で抽出して得られる水溶性のエキスで、古くから医薬品として使用されてきた成分で、抗アレルギー作用、抗炎症作用、色素沈着抑制などの効果があり、頭皮の炎症や発疹などを抑え、頭皮の状態を整え、かゆみやフケを抑える効果があります。
また、頭皮の状態を整える効果があることから、育毛剤などへも使用されます。
カンゾウ根エキスの特徴
マメ科植物カンゾウの根から水で抽出して得られる水溶性のエキスです。
同じカンゾウ根エキスの成分として甘草フラボノイドがありますが、甘草フラボノイドが色素沈着抑制効果があるのに対して、カンゾウ根エキスは抗炎症作用が主な効能になります。
シャンプーなどの成分表示には、甘草フラボノイドであっても「カンゾウ根エキス」と表示されることがありますが、カンゾウ根エキスと一緒にオウゴン根エキス及びナツメ果実エキスが併用されている場合は、甘草フラボノイドが配合されていると考えられます。
カンゾウ根エキスは古くから医薬品として使われており、消炎作用、去痰作用、粘膜の刺激緩和、抗ウィルス作用、免疫賦活作用が確認されています。
シャンプーや化粧品になどに配合される場合は
・抗アレルギー作用
・抗炎症作用
・色素沈着抑制作用
などが期待されます。
このことから、頭皮の炎症や発疹などをおさえる効果があり、頭皮の状態を整え、かゆみやフケを抑えます。
また、このような頭皮の状態を整える効果があることから、育毛剤などへも使用されます。
分類:酸化防止剤、皮膚ブリーチ剤、保湿・湿潤剤、皮膚コンディショニング剤
英:Glycyrrhiza Glabra (Licorice) Root Extract
カンゾウ根エキスの安全性
10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)も、ほとんどなく、古くから医薬品として使用されている成分であることや、シャンプーへの配合量や通常の使用下において、安全性に問題のない成分であると考えられます。
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