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ミツロウ(シャンプー成分事典)

ミツロウ シャンプー成分事典

 

ミツロウは、髪の毛の保湿に効果があるほか、ドライヤーやヘアアイロンなどのダメージを受けている髪の毛のケアにも効果が期待できます。

さらに、髪のパサつきを抑えてつやのあるまとまった髪に仕上げるのに効果があるほか、抗菌作用や抗炎症作用があり、頭皮の炎症を落ち着かせたり、敏感肌や乾燥肌を保護する効果も期待できます。

 

ミツロウの特徴

ミツロウ(蜜蝋)は、ミツバチ(学名:Apis mellifera 英名:Honey bee)の巣から得られるロウです。

ミツロウは、オイル成分との相溶性が良く、粘着性が高く、製品の強度を高めるとともにたわみをもたせて、なめらかで柔らかい感触を付与する目的で主にスティック系製品、ペンシル系製品などに汎用されています。

脱毛ワックスとして使用されることがあります。

 

ミツロウはパルミチン酸ミリシルを主成分とし、保湿効果があります。

また、ミツロウの成分に人の皮脂と同じ成分が入っているため肌に馴染みやすく、乳化剤としての役割もできるのでクリームなどによく使われています。

 

ミツロウには抗菌作用や抗炎症作用があり、傷や火傷に対する民間薬としても使用されていました。

これらの作用を元に肌(頭皮)の炎症を落ち着かせたり、敏感肌・乾燥肌(頭皮)を保護する効果も期待できます。

 

ヘアケアにも使用されており、髪の毛の保湿に効果があるほか、ドライヤーやヘアアイロンなどのダメージを受けている髪の毛のケアにも効果が期待できます。

さらに、髪のパサつきを抑えてつやのあるまとまった髪に仕上げるのに効果があります。

 

分類:結合剤、乳化安定剤、物理的脱毛剤、香料、皮膚コンディショニング剤、乳化剤、非水系増粘剤

英:Beeswax

ミツバチと巣

ミツロウの安全性

40年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません

食品や、医療用品にも使われている成分で、シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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