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ベヘニルアルコール(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ベヘニルアルコールは、ナタネ油から得られる油で、乳化補助剤や感触改良(増粘剤)として使用されます。

 

ベヘニルアルコールの特徴

ナタネ油から得られる油で、乳化補助剤や感触改良(増粘剤)として使用されます。

高級アルコールに分類され、化粧品に広く使用されている成分です。

注:高級アルコールはいわゆるアルコールとは物質として別物です。

 

使用目的としては

・乳化補助

通常は混ざり合わない液体を混ぜ合わせるために使われるのが乳化剤で、その補助として乳化物の乳化を安定化させます。

また異なる物質を乳化するときにべヘニルアルコールを添加することで界面活性剤の配合量を減らすことができます。

・感触改良

ベヘニルアルコールは温度変化の影響を受けにくく、適度にエモリエント性があるため、古くからクリームや乳液に使用されています。

 

ステアリルアルコールと類似した成分ですが、融点が高く、高い温度でも粘度を保つことから、製品の適度な粘度を保つ目的でも用いられます。

ステアリルアルコール(シャンプー成分事典)

 

分類:結合剤、乳化安定剤、非水系増粘剤

英:Behenyl Alcohol

 

ベヘニルアルコールの安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性もほとんどありません。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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