ローマカミツレ花エキスは、ローマンカモミールの花から抽出して得られる植物エキスです。
AGEs生成抑制による抗糖化作用(皮膚の老化防止)のほか抗炎症作用、皮膚代謝促進作用、抗菌作用などもあり、頭皮環境を改善することで育毛にも好影響が得られることからシャンプーや育毛剤に活用されています。
ローマカミツレ花エキスの特徴
キク科植物ローマンカモミール(Roman chamomile)の花から水、エタノール、BG、またはこれらの混液で抽出して得られる植物エキスです。
ローマンカモミールの花はアロマテラピー(リラックス効果)としても使用されています。
主な効能としては
AGEs生成抑制による抗糖化作用
体内にある糖分とタンパク質が結合してAGEs(advanced glycation end products:糖化最終生成物)が生成されます。
生成されたAGEsは、加齢とともに蓄積されていき、シワやたるみ、シミを増やすなど皮膚(頭皮)の劣化を促します。
また、抗炎症作用、皮膚代謝促進作用、抗菌作用などもあり、頭皮環境を改善することで育毛にも好影響が得られることからシャンプーや育毛剤に活用されています。
ちなみに、
ニンニク根エキス、ローマカミツレ花エキス、ゴボウ根エキス、アルニカ花エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキスが配合されている場合は
フケ原因菌抑制および抗酸化(過酸化脂質抑制作用)目的で設計された9種類の混合植物抽出液(製品名:ファルコレックスBX32)として配合されているものと考えられます。
分類:香料、皮膚コンディショニング剤
英:Anthemis Nobilis Flower Extract
ローマカミツレ花エキスの安全性
ローマカミツレ花エキスはアロマや入浴剤にも使用されているほか、食品添加物としても使用されています。
20年以上の使用実績があり、シャンプーなどへの配合や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。
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