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イソステアリン酸イソステアリル(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

イソステアリン酸イソステアリルは、油性感が少なく、なめらかな低粘度油で、エモリエント効果があり、ホホバ油スクワランに類似した使用感でダメージ毛の摩擦を軽減します。

 

イソステアリン酸イソステアリルの特徴

イソステアリン酸イソステアリルは、イソステアリン酸とイソステアリルアルコールの植物系エステルです。

油性感が少なく、なめらかな低粘度油。

主な働きとしては、

・油性基剤

・エモリエント効果

を目的として配合されます。

 

油性基剤

イソステアリン酸イソステアリルは低粘度で油性感が少なく、シリコンを含む様々な油性成分との相溶性に優れ、皮膚に対して軽い使用感を持っています。

エモリエント効果

イソステアリン酸イソステアリルは、ホホバ油やスクワランに類似した使用感で毛髪の柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性を有していて、ダメージ毛の摩擦を軽減します。

 

他の油性成分との相性が良く、熱安定性、酸化安定性が優れていいて、リキッドタイプの乳液などに使用されています。

 

分類:結合剤、エモリエント剤

英:Isostearyl Isostearate

 

イソステアリン酸イソステアリルの安全性

化粧品などへの20年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどなしとされています。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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