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PEG-8(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

PEG-8は、酸化エチレンの重合体の多価アルコールです。

吸湿性・保水性を有しており、頭皮などの保湿だけでなく製品自体の水分を確保するとともに、乳化系や可溶化系の安定性を保持する目的で様々な製品に配合されています。

また、水、エタノール、エステル油、脂肪酸など溶解することから、水に溶けにくい薬剤を、水や水溶性基剤などに混ぜ合わせる目的で広く用いられています。

 

PEG-8の特徴

酸化エチレンの重合体の多価アルコールです。

PEGはpolyethylene glycol:ポリエチレングリコールの略で数値が平均分子量を表しています。

シャンプーなどに配合される場合は

・保水

・溶剤

などの目的で配合されます。

PEG-8は吸湿性・保水性を有しており、頭皮などの保湿だけでなく製品自体の水分を確保するとともに、乳化系や可溶化系の安定性を保持する目的で様々な製品に配合されています。

また、PEG-8は水、エタノール、エステル油、脂肪酸など溶解することから、水に溶けにくい薬剤を、水や水溶性基剤などに混ぜ合わせる目的で広く用いられています。

また、洗浄力の強い洗顔料やシャンプーに添加されることで、洗浄力や脱脂力を弱め、肌の乾燥を防ぎつつ清潔に保つ働きもあります。

 

分類:保水剤、溶剤

英:PEG-8

 

PEG-8の安全性

化粧品などへの50年以上の使用実績があり、皮膚刺激性はほとんどなし-軽度、眼刺激性もほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性)ほとんどなしとされており

皮膚感作性(皮膚炎を有する場合)にごくまれに皮膚感作を引き起こす可能性ありとなっているので、皮膚炎を有する場合やバリア機能が低下している場合においては、ごくまれにアレルギーを引き起こす可能性があるため、場合によっては注意が必要であると考えられます。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般的には安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

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