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ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシルは、油性のエモリエント剤で、疑似セラミドとも呼ばれます。

角質層にあるセラミドと似た働きがあり、角質の細胞間脂質の働きをするため、頭皮の保湿や髪のコンディションを整える作用があります。

また、繊維体の大部分を占めるコルテックスとメデュラとよばれる多孔質部分の隙間に存在し、キューティクルを接着・結合するとともに、毛髪内部の水分保持や成分の浸透・拡散のための主要通路としての役割を担っていいるCMC(細胞膜複合体)の代替物質としても働きます。

 

ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシルの特徴

抱水性エモリエント効果

ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシルは、油性のエモリエント剤です。ラウロイルグルタミン酸、ラウリン酸、オクチルドデカノール、フィトステロール、ベヘニルアルコールを構造に持ち、疑似セラミドとも呼ばれます。

角質層にあるセラミドと似た働きがあり、角質の細胞間脂質の働きをするため、頭皮の保湿や髪のコンディションを整える作用があります。

 

CMC減少を補うヘアコンディショニング作用

キューティクル内部は紡錘状細胞で構成されていて、繊維体の大部分を占めるコルテックスとメデュラとよばれる多孔質部分で構成され、細胞膜複合体(CMC:Cell Membrane Complex)がキューティクルを接着・結合するとともに、毛髪内部の水分保持や成分の浸透・拡散のための主要通路としての役割を担っています。

毛髪の内部の構造

 

これら毛髪構造の中でキューティクルは、摩擦、引っ張り、曲げ、紫外線への曝露などの影響から物理的、化学的劣化から髪の内部を保護しており、見た目の美しさや心地よい感触を保っています。

シャンプーや毎日の手入れ、あるいはヘアアイロン、色染め、脱色、パーマなどによるダメージが重なり合ったり繰り返されると、キューティクルのチオエステル結合が加水分解され、毛髪表面の疎水化やなめらかさに関与している18-メチルエイコサン酸が消失

ケラチンタンパク質由来のスルホ基やアミノ基など親水基の露出により毛髪表面がバサバサになり、キューティクルのめくれ上がりや毛髪繊維の弱化など、ダメージヘアーの原因になります。

 

また、これらのダメージの中でもとくにヘアカラーやパーマなどの美容的な化学施術は、CMCの損傷によってCMC由来の脂質量を減少させ、毛髪の弾性率の低下や厚みが減少し、毛髪のハリやコシの低減につながることが考えられます。

ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシルは、CMC代替物質として働くことにより、髪の強度を保持あるいは改善することから、主にアウトバストリートメント製品、ヘアパック製品、コンディショナー製品、トリートメント製品などに汎用されています。

 

気泡力や泡密度の増強

陰イオン性界面活性剤との併用により泡立ちを良くするとともに泡密度を増強(よりクリーミィな泡を生成)することから、主にクレンジング製品、洗顔料などに使用されています。

 

分類:ヘアコンディショニング剤、エモリエント剤

英:Dioctyldodecyl Lauroyl Glutamate

 

ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシルの安全性

ヘアケア製品などへの20年以上の使用実績があり、皮膚刺激性はほとんどなし、皮膚感作性(アレルギー性)ほとんどなしとされており

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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