グローイングショット グラマラスケア シャンプーはポーラから発売されているシャンプーです。
この記事では、グローイングショット グラマラスケア シャンプーの特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。
グローイングショット グラマラスケア シャンプーの販売会社さんのウリ
髪のダメージを補修してハリ・コシを与える
・補修成分として14種類のアミノ酸とトチャカエキス配合
・美容成分として
セイヨウナシ発酵エキス、チガヤ根エキス、3種類の浸透型コラーゲン、オタネにんじんエキス配合
・様々な保湿成分やエモリエント成分を配合
頭皮環境を整える
すこやかな頭皮環境をサポートするポーラオリジナル美容成分パウダルコ樹皮エキス(タベブイアインペチギノサ樹皮エキス)を配合。頭皮にうるおいを与え、すこやかな頭皮環境に整えます。
艶やかな黒髪に整える
ポーラオリジナル美容成分黒米エキスを配合。うるおいを与え、艶やかな黒髪に整えます。
黒米から抽出したエキス
黒米は、タンパク質、ミネラルなどを豊富に含み、中国では歴代の皇帝に献上されたと言われています。
ポーラ、グローイングショットグラマラスケアシャンプー詰め替え用(リフィル)
グローイングショット グラマラスケア シャンプー、宝実の分析
メインで使用されている洗浄成分はオレフィン(C14-16)スルホン酸Naとなっており、評判が悪い高級アルコール系の洗浄成分に代わって使われる事が増えてきた成分です。
高い洗浄力を持ち、起泡性、泡切れに優れた洗浄成分ですが、やや刺激が強く、一般的には問題ありませんが、乾燥肌やダメージヘアーが気になる場合は注意した方が良いかもしれません。
ただし、サブの洗浄成分で使われているコカミドプロピルベタインは、組み合わせることで刺激を抑える働きがあることから、一般に市販されている硫酸系のシャンプーに比べると刺激は少なくなっています。
髪の補修成分として髪の主成分のケラチンを構成しているアミノ酸を14種類&トチャカエキス配合で、また、保湿や髪の保護に効果のあるセイヨウナシ発酵エキス、チガヤ根エキス、各種加水分解コラーゲン、オタネにんじんエキスが配合されているのが大きな特徴となっています。
グローイングショット グラマラスケア シャンプー、宝実の総合評価
メインの洗浄成分にやや洗浄力が強力な成分を使用しているのが少し気になりますが、一般的に市販されている高級アルコール系のシャンプーになれている人であれば、問題の無い洗浄成分です。
各種の髪の補修成分や保湿成分、その他、髪や頭皮に優しい、各種コンディショニング成分が多数配合されているのが特徴、この点においては非常におすすめの作りになっていると思います。
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【ポーラ】グローイングショット シャンプー&コンディショナー
グローイングショット グラマラスケア シャンプーの全成分解説
グローイングショット グラマラスケア シャンプーの全成分について、配合量の多い順に解説します。
メインの洗浄成分で、陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)です。
高い洗浄力を持ち、起泡性、泡切れに優れた洗浄成分で、硫酸系洗浄成分(ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Na)などと比べても洗浄力や脱脂力は同等であることから、これらの代替成分として利用頻度が増えています。
ココナッツを原料とした両性界面活性剤です。
単体でも洗浄性や起泡性はありますが、通常は陰イオン界面活性剤と併用する事で起泡・洗浄力を向上させ、また泡の粘度を上げるなど、泡質の改善に効果があります。
ラウリル硫酸Naなどの刺激の強い洗浄成分と組み合わせることで、刺激を緩和する作用があるほか、
コカミドプロピルベタインに陰イオン界面活性剤、カチオン化高分子、グリシン型両性界面活性剤が併用されている場合は、コアセルベート生成によるヘアコンディショニング作用を目的として配合されていると考えられます。
古くから使われてきた保湿剤で、皮脂膜の分解によって生成される皮膚成分でもあります。
無色無臭の粘りけのある液体で、保湿剤または柔軟剤として使用され、ヘアケアーに使用する場合は乾燥した頭皮の保護やばさついた髪の補修に効果が期待できます。
ヤシ油(植物油)から作られた洗浄成分(界面活性剤)です。
泡立ちが良いので、補助成分として増泡剤や増粘剤、起泡剤として使われています。
多価アルコール縮合型のアルキルグリコシドに分類される非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)で、シャンプーなどへ配合される場合は、起泡・洗浄などの目的で配合されます
非イオン界面活性剤でありながら、すすぎ性に優れたさっぱりとした洗浄力を有しており、陰イオン界面活性剤と同等以上の起泡力および泡安定性・泡持続性があります。
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインは、天然植物由来の脂肪酸をベースとした両性界面活性剤です。高い起泡力を持ち、低刺激性で洗髪中のきしみ感を抑える特徴があります。
香 料
香料とだけ記載されているので合成香料と考えられます。
ココヤシの実から作られる界面活性剤(洗浄成分)です。
洗浄成分として使われるよりは、他の界面活性剤の補助として配合され、各種成分を均等に混ぜたり、粘度を増して触感を良くするために使用されることが多い成分です。
保水力に優れ、乳化安定や泡立ち向上や泡持続性増強に使われるほか、毛髪の滑り改善作用があることからヘアコンディショニング剤としても使用されます。
毛髪への吸着性に優れたシリコーン成分です。毛髪に持続性のあるツヤやすべり感を与え、きしみを軽減する効果があります。
食品などにも使用される、抗菌・防腐剤です。酸性成分の中で高い抗菌性を発揮し、他の防腐成分と併用されることが多くなっています。
シャンプーではフェノキシエタノールまたはメチルパラベンと併用されることが多いようです。
髪に対してキューティクルのダメージを補修し、なめらかに整え、また泡立ちをよくしたり泡質を向上させる効果もあります。
デンプンを原料としグリコシルトレハロースの副産物として生成されるため、グリコシルトレハロースが配合されている場合は加水分解水添デンプンも一緒に使用されていることが多くなっています。
主に抗菌、防腐剤として使用される芳香族アルコールの1種で、自然界にも存在する成分で、緑茶などにも含まれています。
静電防止や保湿剤、毛髪に対するコンディショニング剤などとして広く一般に使われている成分です。
毛髪の柔軟化や滑りやすさが改善されるので主にヘアリンス製品、ヘアコンディショナー製品などに配合されます。
PH調整、頭皮や毛髪の引き締めを狙った収れん作用を期待して配合されます。
湿潤剤、保湿剤、溶解剤、乳化剤などの目的で市販されている多くのシャンプー、トリートメント、ボディケア用品に配合されています。
エンドウから得られたタンパクを酸、酵素又はその他の方法により加水分解して得られる成分で、主にヘアケアに使用され、キューティクルを保護、補修する働きがある脂肪成分。
毛髪のダメージをケアし、毛髪にさらさら感とハリ・コシを与えるのが特徴です。
主に保湿剤として使用されます。
そのほかには細菌の増殖を抑える効果があることから防腐剤の効果を高める効果のほか、植物からエキスを抽出する際の溶媒として使用されるため、植物エキスを配合した際に、BGが少量、混ざり込むこともあります。
品質を安定させるキレート剤です。金属イオンのはたらきを封鎖することで、品質保持に役立ちます。
アミノ酸の一種で、髪の中でキューティクルを強化し、髪の繊維を補強するとされています。これにより、髪の破損を減少させ、ダメージヘアを改善する助けとなる可能性があります。
また、髪の毛根に栄養を付加することで、新しい髪の成長をサポートすることが期待されます。
油性基剤としてトリートメント製品、コンディショナー製品、アウトバストリートメント製品のほか化粧品などへも使用されます。
液体で酸化安定性が優れており、使用感が良好で皮膚や髪の表面での通気性がよいという利点と乳化物の場合に温度差による粘稠度の変化が少ないという特徴があります。
セイヨウナシ果汁を植物性乳酸桿菌で発酵させたエキスです。糖、ミネラル、アミノ酸、タンニンなどを含み、保湿効果に優れています。
精白米の水抽出物をタンパク分解酵素により処理して得られる成分です。保湿効果があり、みずみずしくなめらかな肌に整えます。
髪に潤いを与え、保湿効果があります。シャンプーなどに配合された場合、髪の健康を保ち、髪につややかな感触をもたらし、乾燥から髪を保護する助けとなります。
エタノールはいわゆるアルコールの成分で、抗菌、殺菌効果があるほか皮脂を取り除く効果が高く、頭皮の引き締め効果もあり、夏場などであれば清涼感も得られます。
ただし、頭皮トラブルがあるなどの場合は、配合量が多いと刺激が強く、頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。
チガヤ根エキスは、チガヤの根から抽出されるエキスです。
カリウムが豊富に含まれており、保水力や水分量を増やす効果が期待できます。
スキンケア製品に良く使用されており、保湿、頭皮の柔軟化、頭皮のバリア機能強化にも効果があると考えられます。
コラーゲンペプチドをアシル化することで、毛髪内部を補修可能な”CMCリペア”として作用します。
また、保湿性があるので頭皮のうるおいを保ち、柔軟性を持たせる作用もあるので、頭皮環境の改善も期待できます。
アミノ酸代謝物の一種であるグルタミン酸の代謝産生物で、ピロリドンカルボン酸(PCA:Pyrrolidone Carboxylic Acid)のことであり、天然保湿因子の約12%を占める重要な成分です。
PCA単独では保湿能力はほとんど無くPCA-Naという形になると保湿力が向上します。
また、PCA-Naは界面活性剤(洗浄成分)と一緒に使用することでシャンプーしたときの髪のきしみを押さえる効果があります。
天然保湿因子(NMF)に含まれる天然の保湿成分として知られていて、製品に乳酸Naを配合する事で髪などに含まれる水分量が増加し、柔軟性が維持向上し保湿作用が向上します。
また、乳化安定性にも優れており、グリセリンと類似の特質を持ち、乳化安定剤、あるいはクリームなどのきめを細かくする目的でシャンプーや白髪染め、クリーム製品に使われます。
ブラジルの国樹であるパウダルコの樹皮から抽出したエキスです。
抗酸化作用、抗炎症作用、抗真菌作用などがあり、皮脂の過剰分泌による頭皮環境の悪化を食い止めたり、改善したりする効果が期待できます。
さっぱりした感触と優れた抗菌性を有する多価アルコール(二価アルコール:グリコール)です。
低い濃度でも抗菌性があり、また保湿作用もあることから、多くのシャンプーなどに使用されていて、べたつきのない使用感が特徴です。
水溶性のアミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンのうち9.1%がアルギニンです。
シャンプーなどにアルギニンを配合することでパサつき抑制による毛髪修復作用や保湿作用が期待されます。
酸性アミノ酸に分類される疎水性(水に溶けにくい)アミノ酸で、髪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸の6%を占めています。
シャンプーなどに配合された場合は、保湿効果により頭皮環境の改善が期待されます。
吸湿性・保水性を有しており、頭皮などの保湿だけでなく製品自体の水分を確保するとともに、乳化系や可溶化系の安定性を保持する目的で様々な製品に配合されています。
また、水、エタノール、エステル油、脂肪酸など溶解することから、水に溶けにくい薬剤を、水や水溶性基剤などに混ぜ合わせる目的で広く用いられています。
海藻の一種であるトチャカのエキスです。
保湿効果があり、頭皮などのうるおいを守り、エイジングケアにも効果が期待できます。
また、ミネラル、ビタミン、抗酸化物質が豊富に含まれており、頭皮をより健康で栄養のあるものにするのに役立ちます。
PCAはアミノ酸代謝物の一種であるグルタミン酸の代謝産生物で、ピロリドンカルボン酸(PCA:Pyrrolidone Carboxylic Acid)のことであり、天然保湿因子の約12%を占める重要な成分です。
PCA単独では保湿能力はほとんど無くPCA-Naという形になると保湿力が向上します。
また、PCA-Naは界面活性剤(洗浄成分)と一緒に使用することでシャンプーしたときの髪のきしみを押さえる効果があります。
コラーゲン加水分解物とイソステアリン酸が結合した成分です。
イソステアロイル加水分解コラーゲンは、皮脂と馴染みがよく浸透性があります。角質層から基底膜まで深く浸透し、頭皮や毛髪の表面に保護膜を形成して水分を保持し保護します。
加水分解コラーゲンは、動物から得るたんぱく質(コラーゲン)の水溶性エキス成分で、毛髪の損傷予防に効果があり、艶のある髪にする目的で配合されたりします。毛髪に柔軟性、帯電防止、またコラーゲンPPTによるしっとり感の付与効果があります。
アミノ酸の一種で、広く人や生物の体内にも含まれる成分です。
髪の毛の主要成分であるケラチンを構成する18種類のアミノ酸のうち、グリシンは約4%を占めています。
アミノ酸は、天然保湿因子(NMF)の主要成分で、頭皮環境を整え毛髪の潤いを保つ目的でヘアケア製品に用いられています。
アラニンは疎水性(水に溶けにくい)のアミノ酸です。一般的には角質層水分量増加による保湿作用の目的で使用されるほか、ヘアコンディショニング剤に分類されます。
特にダメージを受けた頭皮の保湿機能に優れます。
オタネニンジンとは朝鮮人参の別名で、オタネニンジン根エキスをシャンプーなどに使用した場合、育毛作用、血管拡張による血行促進作用、保湿作用、コラーゲン生成による抗老化作用などが期待されます。
カルボマーとは、カルボキシビニルポリマーの略称で水溶性の高分子ポリマーです。
増粘作用(粘りけを出す)を目的に配合され、最も広く使用されている増粘剤のひとつです。
加水分解コラーゲンは、コラーゲンを加水分解し分子量を小さくすることで肌の内部へ浸透するようにした成分です。
保護膜を作ることから、キューティクルが傷みにくくなり、髪にしなやかさを与えます。
また、頭皮などへの浸透で水分蒸散抑制および水分保持による保湿作用、コラーゲン産生促進による抗老化作用、ヒアルロン酸産生促進による抗老化作用などが期待されます。
セリンは中性アミノ酸のオキシアミノ酸に分類される水溶性アミノ酸です。
髪の主成分であるケラチンのうち、セリンは6.9%を占める成分で保湿作用のほか頭皮の新陳代謝を促進する働きも期待されます。
バリンは中性アミノ酸の脂肪族アミノ酸に分類される疎水性(水に溶けにくい)アミノ酸で、髪の主要成分ケラチンのうち5.6%を占める成分です。
角質層水分量増加による保湿作用の目的で使用されます。
イソロイシンは、疎水性アミノ酸(水に溶けにくいアミノ酸)です。保湿作用もありますが、髪の主な成分であるケラチンのうち4.8%がイソロイシンで髪の毛を構成している成分なので、特に傷んだ髪を修復する目的のシャンプーやトリートメントによく配合されています。
トレオニン(別名スレオニン:threonine) は中性アミノ酸のオキシアミノ酸に分類される水溶性アミノ酸で、髪の主要成分のケラチンの7.6%を占める成分です。
肌(頭皮)細胞の活性化や保湿作用効果、紫外線防止作用があることから、頭皮環境や髪のハリやコシを改善する成分として配合されています。
プロリンは、中性アミノ酸のイミノ酸に分類される水溶性アミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンの内6.7%がプロリンです。
主な機能としては角質層水分量増加による保湿作用が期待され、ヘアケア製品には頭皮や髪のコンディションを整える目的で使用されます。
ヒスチジンは、塩基性アミノ酸に分類されるアミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンを構成する18種類のアミノ酸の1つです。
天然保湿因子NMFの成分で、保湿作用や新陳代謝を促進する働きがあり、またヒスチジンを補うことで毛髪のパサつきの抑制、改善に効果があると考えられます。
髪の毛のダメージを抑えまとまりよくすることから、シャンプーやトリートメントに使用されます。
フェニルアラニンは、中性アミノ酸の芳香族アミノ酸に分類される疎水性(水に混ざりにくい)アミノ酸で、髪の主要成分であるケラチンの18種類の構成成分で、ケラチンの2.5%を占める成分です。
保湿作用があることから主に基礎化粧品に使用され、肌が乾燥することから守る働きをします。
シャンプーやトリートメントに配合することで、しっとりしたまとまりのよい髪にする効果があります。
以上、全成分
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