エメリルシャンプーの口コミを見ていると、そんなに多くはないのですが、時々泡立ちが悪いというコメントを見ることがあります。
その一方で、泡立ちはマアマアという人もいます。
どちらのコメントが正しいのでしょう、ホントに泡立ちが悪いのでしょうか、それとも使い方にコツとかあるのでしょうか
アミノ酸シャンプーはもともと泡立ちが悪い
エメリルシャンプーは、アミノ酸シャンプーです。
アミノ酸シャンプーが開発されたのは、一般に販売されている高級アルコール系のシャンプーの洗浄力が強すぎて、頭皮や髪にダメージを与える事から、洗浄力を抑え、刺激を少なくしたシャンプーが必要とされたからです。
そして、アミノ酸シャンプーは文字通りアミノ酸で汚れを落とすもの・・・
どういう事かというと、普通の合成洗浄剤だとたくさん泡が出て、強力に汚れを落とします。
でもそれじゃあ頭皮や髪に良くないって事で、洗浄力がマイルドなアミノ酸を使って汚れを落とそうっていうのがアミノ酸シャンプー
昔は米ぬかなどに含まれるアミノ酸を使ってセッケン代わりに使っていました。
つまり米ぬかなどのアミノ酸のあの、ヌメヌメを使って汚れを落としていました。
ですからアミノ酸の洗浄剤は本来ヌメヌメしているだけで泡なんてほとんどでないものなのです。
江戸時代は米ぬかで髪や身体をを洗っていた。
泡で汚れを落とすというのは刺激の強い高級アルコール系の清浄成分に慣れてしまった結果の勘違いなんです。
アミノ酸のヌメヌメで汚れを落とすから、刺激も少なく、ほどほどの洗浄力になります。
でも、それだけだと、高級アルコール系シャンプーの、もこもこの泡に慣れている人からすると物足りないし、洗浄力も抑えてあるから、イマイチ洗った感がしないってことになって
泡立ちが悪いとか、サッパリしないって悪評が立ってしまうんで、たいがいのアミノ酸シャンプーには少量の発泡剤が配合されて、ある程度泡が出るように作られています。
このため、アミノ酸系のシャンプーに慣れている人だと、それほど泡立ちが無くてもこんなものだと納得しているのですが、それまで高級アルコール系のシャンプーしか使ったことの無い人だと
逆に、ずいぶん泡立ちが悪いなあ、ヌメヌメしててさっぱり感が無いなんていうコメントになってしまいます。
エメリルシャンプーの各種口コミからその特徴を解析してみました。
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エメリルシャンプーの洗浄成分
では、エメリルシャンプーにはどのような洗浄成分が使われているのかというと
メインの洗浄成分はコカミドメチルMEA
コカミドメチルMEAはアミノ酸系の洗浄成分ですが、アミノ酸系としては泡立ちが良い方なのでどちらかというと、サブの洗浄成分として配合されることが多いです。
ですから、この成分がメインになっているってことは、アミノ酸系シャンプーとしては泡立ちは良いという事になります。
口コミなどで泡立ちが良いといってる人は、おそらくアミノ酸系のシャンプーに慣れている人ではないかと思います。
アミノ酸系にしては泡立ちはいいんじゃないっていう感じだと思います。
サブの成分はココイルグルタミン酸TEA
ココイルグルタミン酸TEAは、通常はメインの成分として使われるアミノ酸系の洗浄成分で、泡立ちは悪いです。その代わり髪や頭皮に与えるダメージは少ない成分です。
3番目はラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルメチルアラニンNaもアミノ酸系の洗浄成分ですが比較的に洗浄力が高い成分です。ただしコンディショニング効果が高いことが特徴
4番目はココイルグルタミン酸2Na
これもアミノ酸系で、頭皮や髪への刺激は少ない成分ですが、アミノ酸系の洗浄成分としては比較的洗浄力や泡立ちは強い方で泡のキメが細かい特徴があります。
エメリルシャンプーは洗浄成分を工夫している
通常のシャンプーであれば洗浄成分は2、3種類ということが多いですが、エメリルシャンプーは主な洗浄成分に4種類のアミノ酸系の洗浄成分を組み合わせて、刺激が強くなりすぎないようにしながらも、泡立ちが良くなるように工夫がされています。
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それでもエメリルシャンプーの泡立ちが気になる場合は
アミノ酸シャンプーに慣れておらず、エメリルシャンプーの泡立ちが気になる場合は
お風呂に入る前に丁寧にブラッシングしておく
アミノ酸シャンプーで髪を洗う前にブラッシングするのは汚れを落とすためだと思っている人も多いようですが
本当は、髪にこびりついている(いうなればコーティングしているようなものです)ホコリや皮脂を、ブラッシングして毛羽立ててあげることで、洗浄成分やお湯が髪に浸透しやすくすることが目的です。
1日の間に出た皮脂やホコリが髪の表面にこびりついて、髪の周りを囲んでいると、洗浄成分お湯が髪に浸透しにくくなっていますから、あらかじめブラッシングすることで、アミノ酸系のマイルドな洗浄力をカバーする事が出来ます。
シャンプー剤は手のひらに出して良く泡立ててから髪につける
シャンプー剤を手のひらに出しよくモミモミしてあげることで、泡のキメが細かくふんわりした状態になります。
洗い残しがないように注意する
手が回りにくい首筋や、耳の後ろなどは、洗い方がどうしても雑になってしまいますから、手の届きにくい場所も丁寧に洗い流すように注意しましょう。
特に、高級アルコール系の強い洗浄力に慣れていると、サッと洗い流すだけでも結構汚れが落ちますが、アミノ酸系のシャンプーの場合は、頭皮や髪へのダメージが少ない分、洗浄力がマイルドですから丁寧に、手で髪を揉み込むように洗うようにしましょう。
まとめ
エメリルシャンプーはアミノ酸系のシャンプーですから市販の髪や頭皮へのダメージの大きい高級アルコール系のシャンプーに比べると泡立ちは悪いです。
アミノ酸シャンプーの中でも刺激の強い発泡剤をジャバジャバ配合して泡立ちを浴している製品も有りますが
エメリルシャンプーは4種類のアミノ酸系洗浄成分を組み合わせて、アミノ酸系シャンプーとしては比較的泡立ちは良くなっているので、アミノ酸系のシャンプーに慣れている人なら、比較的泡立ちは良いと感じると思います。
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