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イノシトール(シャンプー成分辞典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

イノシトールはビタミンB様の成分であり、広く食物や人体などにも存在する物質で、神経細胞の働きを助ける働きがあるほか、肌荒防止、脱毛予防、皮膚病予防などの働きがあり、ヘアコンディショニング剤、保水剤、保湿剤として使われます。

 

イノシトールの特徴

イノシトールは 糖アルコールの一種で、生体内でグルコース(ブドウ糖)から生合成され、動物の体内では細胞膜に多く含まれ、植物では穀物の糠や豆に多く含まれています。

ビタミンBの1種とも言われていて、糖尿病などが原因で体内でイノシトールが不足すると、神経症状が起こるなどの悪影響があります。

穀物の糠や豆類や果物などの植物だけではなく、動物の肉や魚などにも含まれていて、人体では細胞膜に多く含まれており、神経細胞の働きを助ける働きがあります。

 

健康な皮膚組織の維持に欠かせない生体成分で、肌荒防止、脱毛予防、皮膚病予防などの働きがあり、ヘアコンディショニング剤、保水剤、保湿剤として使われます。

 

化粧品などに使われる場合の主な効能

・皮脂分泌の調整作用
・保湿作用
・肌のハリ、弾力UP

 

イノシトールが育毛に直接的な効果があるという情報もありますが、いずれも出所不明の情報で、明確な根拠は発見できませんでした。

ただし、イノシトールは動脈硬化や脂肪肝などの生活習慣病の予防効果、神経細胞を正常に保つ効果、頭皮の健康を維持する効果があるとされているので

頭皮状態が健康になることで、間接的に抜け毛を防ぐ効果は期待できると考えられます。

 

分類:ヘアコンディショニング剤、保水剤

英:Inositol

 

イノシトールの安全性

食物や人体にも存在する物質であり、シャンプーや化粧品などへの配合量や、通常の使用において、安全性に問題のない成分と考えられます。

 

 

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