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カニナバラ果実油(シャンプー成分事典)

カニナバラの実 シャンプー成分事典

 

カニナバラ果実油は、カニナバラの果実から得られる植物油(植物オイル)です。

シャンプーなどに配合される場合は、エモリエント作用、感触改良などの目的で配合されます。

 

カニナバラ果実油の特徴

バラの原種のひとつであると考えられている、カニナバラの果実から得られる植物油(植物オイル)です。

ヨーロッパでは古くから乾燥させたローズヒップ(カニナバラ)の果実をハーブティーにして美容と健康維持のために飲まれており、日本でもビタミンC補給などを目的に飲料や健康食品として利用されています。

 

リノール酸とリノレン酸の含有量が高く、酸化しやすい性質を持っています。

リノレン酸を多く含む油で乾燥性が速いので、湿潤性の炎症の抑制、細胞組織の新陳代謝活性化に効果があります。

シャンプーなどに配合される場合は、

・エモリエント作用

・感触改良

などの目的で配合され、スキンケア化粧品、ボディ&ハンドケア製品、メイクアップ化粧品、リップ製品、ネイル製品などにも幅広く使用されます。

 

カニナバラ果実から抽出され、利用される成分としては果実油のほかに果実エキスがあります。

カニナバラ果実エキス(シャンプー成分事典)

 

分類:皮膚コンディショニング剤

英:Rosa Canina Fruit Oil

カニナバラの実

カニナバラ果実油の安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー性)もほとんどありません。

ローズヒップは古くからハーブティーやジャム、食用油などに使われており、シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

 

 

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