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ベヘントリモニウムメトサルフェート(シャンプー成分事典)

シャンプー成分事典 シャンプー成分事典

 

ベヘントリモニウムメトサルフェートは、帯電防止剤ですが高級アルコールのセタノールまたはセテアリルアルコールなどと併用して使用することで毛髪のコンディショニング効果が相乗的に向上し、毛髪のからみを効果的に除去し、滑らかさと輝きを付与し、キューティクルの損傷を修復します。

これらの目的で主にコンディショナーや、トリートメントなどに配合されます。

 

ベヘントリモニウムメトサルフェートの特徴

陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)です。

帯電防止の目的でヘアコンディショナー、ヘアトリートメントなどに使用されています。

 

櫛通り性をはじめとして、コンディショニング効果が高く、高濃度のシリコーンなども乳化できる乳化性能も有しています。

クロリド系より低刺激性であり、高級アルコールであるセタノールまたはセテアリルアルコールと併用して使用されます。

高級アルコール系の成分はベヘントリモニウムメトサルフェートと組み合わせることで効率よく毛髪に吸着し、塗布からすすぎにかけての毛髪のからみを効果的に除去し、滑らかさを増す役割を果たします。

また、イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートセタノールと一緒に配合されている場合は、相乗的なコンディショニング効果により、高い毛髪吸着性と、毛髪の脂質表面を補充することで、滑らかさと輝きを付与し、キューティクルの損傷を修復する目的で配合されます。

 

分類:帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤

英:Behentrimonium Methosulfate

 

ベヘントリモニウムメトサルフェートの安全性

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性は、ほとんどなし-軽度、皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどなしとされています。

シャンプーなどへの配合量や通常の使用において、安全性に問題のない成分であると考えられます。

もっとも陽イオン界面活性剤としては、低刺激で安全性も高くなっているとはいえ、刺激がゼロということはないので、できれば頭皮につかないようにした方が良いかもしれません。

 

 

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