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髪の基礎知識

ヘアケアとアミノ酸、髪はどんな成分からできているのでしょう

髪の大部分はケラチンと言われるタンパク質からできています。またケラチンは18種類のアミノ酸から構成されています。髪は、毛穴を出た後は、栄養を補給されたり細胞分裂などを行うわけではありませんから毛先にいくほど劣化していきます。これを少しでもカバーするためには日頃からケラチンを構成する18種類のアミノ酸をヘアケア製品などで補給していく必要があります。
シャンプー成分事典

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート(シャンプー成分事典)

イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートに含まれている18-MEAは髪のキューティクルをコーティングし、キューティクルを保護する重要な成分です。18-MEAはパーマやブリーチで簡単に剥がれてしまいますが、自然に復活することはないため、18-MEAを補給することでダメージヘアのキューティクルを保護し髪に艶を与える事になります。
シャンプー成分事典

18-MEA(18-メチルエイコサン酸)(シャンプー成分事典)

18-MEAは、髪のキューティクル表面に存在しキューティクルの接着や、キューティクルを皮膜するための重要な成分です。毛髪表面を保護し、潤滑膜を形成することで髪の摩擦を抑えサラサラで艶のある髪にしてくれます。パーマ、ブリーチ等のケミカル処理で多くの18-MEAが失われますが、一度失われると新しい髪が生えてくるまで自然に再生する事はありません。また、加齢によっても減少していきます。
シャンプー成分事典

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(シャンプー成分事典)

加水分解ケラチンなどの毛髪への有効成分を浸透しやすくして、ダメージを改善するための成分です。
シャンプー成分事典

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(シャンプー成分事典)

髪はブリーチやパーマによってダメージを受けるとCMCと言う髪を構成する重要な成分が流出します。ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)をこのCMCの代替成分として補給することで毛髪強度を改善することができます。
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マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル(シャンプー成分事典)

マカデミアナッツ油から得られる高級脂肪酸を結合して得られる植物ステロールエステルです。抱水性エモリエント作用があり頭皮やヘアコンディションを改善します。
シャンプー成分事典

γ-ドコサラクトン(別名:エルカラクトン)(シャンプー成分事典)

γ(ガンマ)-ドコサラクトンは「エルカラクトン」とも呼ばれ、日本精化株式会社が開発した毛髪の補修成分です。ナタネの種子から得られるヘアケア成分で、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をにより髪のアミノ基と結合し、ダメージヘアーを補修します。加齢や紫外線、ドライヤーなどでめくれ上がった髪のキューティクルを修復する作用があり、うねりやクセ、絡まり、ハリやコシがない、広がりやすい髪など
シャンプー成分事典

グルタミン酸(シャンプー成分事典)

酸性アミノ酸に分類される疎水性(水に溶けにくい)アミノ酸で、髪の主な成分であるケラチンのうち13.8%がグルタミン酸です。保湿作用が有りシャンプーなどに配合される場合は、頭皮環境の改善が期待されます。
シャンプー成分事典

アスパラギン酸(シャンプー成分事典)

アスパラギン酸は、酸性アミノ酸に分類される疎水性(水に溶けにくい)アミノ酸で、髪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸の6%を占めています。シャンプーなどに配合された場合は、保湿効果により頭皮環境の改善が期待されます。
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リシン(別名リジン:lysine)(シャンプー成分事典)

アミノ酸の一種である塩基性アミノ酸に分類される水溶性アミノ酸で、髪の主成分であるケラチンのうち2.5%を占める成分。主な効能としては角質層水分量増加による保湿作用があり、抜け毛の原因になる頭皮環境の改善のためにシャンプーなどにも使用されています。