髪はどんな成分からできているのでしょう、そしてヘアケアとアミノ酸の関係とは?
髪の大部分はケラチンと言われるタンパク質からできています。またケラチンは18種類のアミノ酸から構成されています。
そして、髪は、毛穴を出た後は、栄養を補給されたり細胞分裂などを行うわけではありませんから毛先にいくほど劣化していきます。
これを少しでもカバーするためには日頃からケラチンを構成する18種類のアミノ酸をヘアケア製品などで補給していく必要があります。
髪はどんな成分でできているのでしょう
髪の毛の85%はタンパク質の一種であるケラチンでできています。
その他の成分としては、水分、メラニン、脂質などがあります。
そしてケラチンは18種類のアミノ酸から構成されています。
(タンパク質はたくさんのアミノ酸が組み合わさってできている物質です)
ケラチンを構成する18種類のアミノ酸
では、ケラチンを構成する18種類のアミノ酸とは何でしょう。
構成している割合の多いものから並べて見ると
・シスチン 17.2%
・グルタミン酸 13.8%
・アルギニン 9.1%
・スレオニン 7.6%
・セリン 6.9%
・プロリン 6.7%
・ロイシン 6.5%
・バリン 5.6%
・アスパラギン酸 4.9%
・イソロイシン 4.8%
・グリシン 4.1%
・アラニン 2.8%
・フェニルアラニン 2.5%
・リジン 2.5%
・チロシン 2.4%
・ヒスチジン 0.9%
・メチオニン 0.9%
・トリプトファン 0.8%
ケラチンを構成するアミノ酸は劣化していく
髪は爪と同じで毛穴から出た後は栄養分も補給されませんし、細胞分裂なども無く、そのまま毛穴から押し出されて伸びていくだけですから、毛先の方に行くほどダメージを受けて劣化していきます。
もちろん、毛先の方に行くほどケラチンを構成しているアミノ酸も、少しずつ剥がれ落ちて少なくなっています。
またパーマやカラーリングした髪は急速にダメージを受けます。
これをカバーするためには日頃からケラチンを構成するアミノ酸などの成分をこまめに補給していく事が大切です。
コメント