オサジ ヘアシャンプー SOU(ソウ)は日東電化工業株式会社から発売されているシャンプーです。
オサジ ヘアシャンプーには「IBUKI(イブキ)」、「IKOI(イコイ)」「MUKU(ムク)」「SOU(ソウ)」があり
この記事では、オサジ ヘアシャンプーSOU(ソウ)の特徴や成分、宝実の分析、評価について解説します。
オサジ ヘアシャンプー SOU(ソウ)の販売会社さんのウリ
・アミノ酸由来の柔らかな洗浄力で余分な皮脂や汚れのみを優しく洗い流す。
・地肌と同じ弱酸性
・ノンシリコンだけど泡立てネットで作ったようなもちもちの泡を楽しめる。
・髪や頭皮の乾燥が気になる人でまとまる髪に仕上げたい人にお勧め。
・ユズ果皮油とオレンジ果皮油を入れ優しい柑橘系の香り
オサジ ヘアシャンプー SOU(ソウ)、宝実の分析
・メインの洗浄成分に、比較的洗浄力があり、泡立ちの良いアミノ酸系の洗浄成分を使っているほか、洗浄力や泡立ちを向上させる成分も含まれているので、アミノ酸系のシャンプーにありがちな、洗浄力が弱いとか、泡立ちが悪いというような感じは比較的少ないです。
アミノ酸系のシャンプーですから、ノンシリコンになります。
・保湿成分にも配慮がされており、洗い上がりのしっとり感を大切にしている感じがします。
保湿成分:プロパンジオール、ペンチレングリコール、ツバキ種子油、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、グリセリンなど
・香料にアロマ効果も期待できる
・ユズ果皮油
・ローマカミツレ花油
・ティーツリー葉油
を配合、フルーティーでストレスを軽くしてくれる効果も期待できます。
オサジ ヘアシャンプー SOU(ソウ)、宝実の総合評価
髪や頭皮に優しいアミノ酸系の洗浄成分が配合されていますが、泡立ちや洗浄力を強化するための配慮がされていることから、一般の市販のシャンプーに比べて違和感は少ないと思います。
注:アミノ酸系のシャンプーは刺激を抑えるために洗浄力や泡立ちが低めに設定されていることから、これに不満を持つ人は多いです。
保湿成分や、頭皮環境の改善にも好影響を与える成分が各種配合されていて、頭皮や髪のトラブルに悩んでいる人にも優しいシャンプーと言えます。
柑橘系のストレスをリフレッシュしてくれるアロマ効果のある香料を使用しているため、リラックス効果も期待できます。
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オサジ ヘアシャンプー SOU(ソウ)の全成分解説
オサジ ヘアシャンプー SOU(ソウ)の全成分について、配合量の多い順に解説します。
メインの洗浄成分で、ヤシ核油やパーム油などから作られるアミノ酸系の洗浄成分(界面活性剤)です。
アミノ酸系の洗浄成分としては比較的に洗浄力が高い成分で洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、さっぱり系の洗い心地です。
ジグリセリンはグリセリンから作られる液体で、少量のグリセリンやポリグリセリンが含まれています。
働きもグリセリンに近いですがグリセリンに比べて、べとつき感が少なく、サラっとした使用感になります。
特に、シャンプーなどに使用された場合はしっとり感やなめらかさを出す効果があります。
コカミドプロピルベタインは、ココナッツを原料とした両性界面活性剤です。
アミノ酸系の洗浄成分と併用することで、一般的に泡立ちの悪いアミノ酸系のシャンプーの泡立ちを向上させる効果もあります。
ココイルアラニンNaは、アミノ酸系のアニオン(陰イオン)界面活性剤で、アミノ酸系の洗浄剤としては洗浄力が高く、さっぱりとした仕上がりになるのが特徴です。
また、他の成分との組み合わせでコンディショニング効果も得ることができます。特に、カチオン化ポリマーと組み合わせることで優れた潤滑性を付与することが可能です。
プロパンジオールは、角層水分量増加による保湿作用、あるいは抗菌・防腐による製品安定化剤として使用されます。
髪をしっとりさせ、柔らかく軽い感触が得られます。また、アルコールの一種なので、さらさら感や軽さを生み出します。
また、フケの防止、頭皮のコンディショニング、髪質の向上などの効果も期待できます。
ヤシ油(植物油)から作られたシャンプーの洗浄成分(界面活性剤)です。
泡立ちが良いので、補助成分として増泡剤や増粘剤、起泡剤として使われる事が多くなっています。
ペンチレングリコールは、さっぱりした感触と優れた抗菌性を有する多価アルコール(二価アルコール:グリコール)です。
低い濃度でも抗菌性があり、また保湿作用もあることから、多くのシャンプーなどに使用されていて、べたつきのない使用感が特徴です。
ツバキ種子油は人間の皮脂に近い植物性の天然オイルで、エモリエント効果(水分蒸発抑制作用)で髪や頭皮を長時間乾燥から守り、潤いと艶を与えなめらかにします。
毛髪への吸収性が高く、柔軟性や弾力性を与えることからヘアケア製品に多く配合されている成分です。
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10は、水に溶けるエステルで、水性の製品にに油性感を付与するとともに、水分の蒸散を抑制し、皮膚のバリア機能を向上させる働きを持っています。
油剤やグリセリンのべたつきを抑制し、使用感を向上させるほかメントールの冷感を向上させる作用もあります。
古くから使われてきた保湿剤で、皮脂膜の分解によって生成される皮膚成分でもあります。
無色無臭の粘りけのある液体で、保湿剤または柔軟剤として使用され、ヘアケアーに使用する場合は乾燥した頭皮の保護やばさついた髪の補修に効果が期待できます。
クエン酸がシャンプーなどに配合される場合は、PH調整、頭皮や毛髪の引き締めを狙った収れん作用を期待して配合されます。
ポリクオタニウム-10は、静電防止や保湿剤、毛髪に対するコンディショニング剤などとして広く一般に使われている成分です。
毛髪の柔軟化や滑りやすさが改善されるので主にヘアリンス製品、ヘアコンディショナー製品などに配合されます。
リンスインシャンプー、ノンシリコンシャンプーなどにも配合されることがあります。
ジメチロールプロピオン酸ヘキシルは、パラベン類やフェノキシエタノールと比較して低刺激でありながら、広範囲の抗菌・防腐作用が得られるとして、防腐剤、抗菌剤フリーの防腐・抗菌成分として使用されます。
オレンジ果皮油は、オレンジの皮から取れる精油です。毛髪の保湿やコンディショニング効果もありますが、主に柑橘系特有の甘い香りをつけるための香料として使用されます。
ユズ Citrus junos の果皮から得られる精油で酸化作用や香りが特徴で、毛細血管拡張作用、保湿作用など美肌効果に優れた作用を持ちます。
フレッシュで爽やかな天然の香り成分。リラックス効果やストレス軽減効果があると言われており、アロマテラピーにも利用されることがあります。
本製品ではリラックス効果を狙った、香料としての目的がメインだと考えられます。
ローマカミツレ花油
キク科のローマカミツレ(Anthemis Nobilis)の花から抽出される抽出油です。
保湿作用、痒みを抑える作用があり、乾燥しがちな頭皮や肌を保湿して痒みを鎮めてくれる効果が期待できます。
フルーティでリンゴを思わせる香りで、鎮静作用が高く、精神を安定させリラックスさせるアロマとしての働きもあり、本製品でも香料としての位置づけで使用されていると考えられます。
ティーツリー葉油はティーツリーという樹木の葉から抽出される精油で抗菌・抗真菌作用があり、気持ちをリフレッシュさせ、ストレスを緩和させる精神安定剤としても働きます。
フレッシュで爽やかな香りなので、香料として使用されます。
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